俺の屍を越えていけ!!!

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惰性を意識的にやめると生きやすくなりました

前回の記事で習慣化していたブログの更新が滞ったことを書きましたが、意図していない習慣化(惰性)に目を向けるきっかけにもなりました。

 

ミニマリスト的には毎日の事であれば思考停止して行うことでストレスを減らすことができますが、必要がないのに惰性で続けていることもあるはずだと思い考えました。

 

今回の結論を先に書くと「先入観を取っ払うと惰性から抜け出せて生きやすくなる」です。

 

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惰性を意識的にやめると生きやすくなりました

 

1.惰性で続けてしまっていたこと

筆者が惰性で続けてしまっていたことを思いつく限り書きます。

 

①:食事や間食

元々3食きっちりと食事を摂る家庭で育ったこともあり、お腹が空いていなくても3食食べるのが当たり前の日常でした。

そこで食べなかったり残したりすると「体調が悪い」認定されてしまうため無意識に食べる習慣がついていたのだと思います。

また学生時代は部活に入っていたため食事量が多く、そのままの食事で10年近くが経過しています。

 

一人暮らしを始めてからは朝食を抜くプチ断食を行っていますが、それでも夕飯はきっちりと白米に味噌汁におかずを用意して食べていました。

 

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会社の健康診断をきっかけに体重を測っていましたが、想像より体重が増えていきました。

なぜ暴飲暴食もしていないのに増えているのかを考えた結果、コロナ禍で運動量が減っていることに加えてお腹が空いていなくても夕飯をきっちりと同量摂っていることが原因だと気づきました。

 

さすがに朝晩を何も食べないということはしませんが、夕飯時にそこまで空腹でなければ豆腐や納豆で済ませたり野菜スープを作ったりするなど自分の体調を考えてその時のキャパに合うものを無理なく食べることで適正体重になりました。

 

満腹感こそ幸せかと思っていましたが、腹八分くらいを意識し始めるとそれまでの満腹感が「不快感」だということに気づきました。

実際に「満腹感」で検索をすると「不快」という関連ワードが出てくるので同じように感じている方が沢山いるのだと思います。

 

②:コンテンツの消費

新型コロナウィルスの感染予防で自宅にいる時間が増えましたが、家にいるとコンテンツの消費に膨大な時間を費やしていることに気づきます。

もちろんそれが至上の楽しみということであれば有意義だと思いますが、筆者の場合は楽しさよりも「時間潰し」の側面がありました。

 

本当に好きなコンテンツに絞って、あとは運動か読書をした方がいいのではないかと感じています。

 

基本的に読書は紙派ですが、コロナウィルスの影響も考えると図書館や古本には手を出しにくいこともあって一時的にKindleに戻っています。

 

Kindle Unlimitedで読めるものは片っ端から読んでいるので元を取っている気がします。

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③:向上心

これは精神的な問題ですが、向上心を持つことをやめました。

…といっても全てではなく、仕事などは常に向上心は持っているつもりです。

ただ、プライベート全てに向上心を持つと息苦しくなってしまうのであえて向上心を持たないことを意識することで生きやすくなりました。

 

筆者は所謂「能力の低い完璧主義」に近いところがあり、趣味で始めた事でもいつからか楽しめなくなってしまうことが多いです。

最近あった例でお話すると、気分転換で数年ウォーキングを続けているのですが「歩く事」が目的になってしまって雨の降る日であっても明らかに体調が悪い日であっても無理に歩こうとしてしまいストレスが余計溜まってしまいました。

 

筆者のように強迫観念に駆られやすい性格の方には意識的に向上心を持たない事をお勧めしたいです。

 

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2.惰性の原因は「染み付いた先入観」かも

前項で書いた食事やコンテンツの消費、向上心全てに共通しているのは「先入観」なのではないかと考えました。

 

食事は親からの教育で向上心は部活や最初に入った会社、コンテンツの消費はデバイスの発達によるものが原因です。

 

食事や向上心に感しては自立している今、自分である程度考えて辞めることができます。

30年近く生きていてようやく自分が先入観で埋め尽くされていることに気づきました。

 

自分のルーツや考え方の元を考えるきっかけになるので是非自問自答してみて下さい。

お金もかかりませんのでおすすめです。

 

3.「習慣化」を逆手に取ってみる

原因に気づけばあとは辞めるステップに入っていきます。

ただ、長年染み付いた惰性は中々辞めることが難しいです。

 

では、どのように辞めたかというと「習慣化する」ことを逆手に取って「やらない事を習慣化する」という形で考えました。

 

食事を摂りすぎてしまうのであれば買い出しの時点で量を少なくする、動画コンテンツをずっと観てしまうのであれば割り切ってWi-Fi環境のない場所へ行くなど、勝手にやらない方向にシフトするように習慣化を行いました。

 

唯一、向上心に関しては自分の考え方をシフトすることでしか解決しないので強迫観念に駆られないためにはどんな考え方をすれば良いのか本を読んで勉強しています。

 

4.今回の屍ポイント

今回は惰性を意識的にやめることについて書いてきました。

まとめると

  • 惰性で行っていることを洗い出す
  • 惰性は先入観が原因かも
  • 辞めるには「しないための習慣化」がおすすめ

となります。

 

食事の面でいうとわかりやすく無駄な脂肪が減りました。

また、食事を終えても不快感が少ないのですぐにウォーキングに行ったり仕事に取り掛かることができたり、悪い面は今の所なさそうです。

 

自分に優しくというといいイメージは少ないかもしれませんが無理をしないように甘やかしていこうと思った次第です。

 

誰かの何かのお役に立てれば幸いです。