俺の屍を越えていけ!!!

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ミニマリストには機械式時計がおすすめな理由

筆者は無駄を省いて生きやすくする自称ミニマリストです。

 

効率的な方法を考えたり無駄を減らす事で、シンプルにやりたい事に集中できたり忘れ物を減らしたりできるといったようなメリットが多いからです。

 

そんな筆者ですが、腕時計に関しては機械式を使用しています。

大学生の頃に機械式の腕時計に目覚めてから10年近く様々な時計を購入してきました。

 

学生時代に時計店でアルバイトをしていた事もあり、どんどん機械式腕時計の魅力にハマっていきました。

 

ミニマリストが愛用している時計はこちら

 

www.shikabanemini.com

 

今回はあえて機械式の時計を使う筆者がミニマリストに機械式時計をおすすめするその理由を書いていきます。

 

結論を先に書くと「機械式は電池交換が不要で身につけると止まらないので同じ物を身につけるミニマリストにおすすめ」です。

 

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ミニマリストには機械式時計がおすすめな理由

 

 

1.クオーツと機械式の違い

そもそも機械式とは何かというと、電池で動く時計ではなく、ゼンマイで動く時計です。

 

機械式の中でも手でゼンマイジリジリを巻く「手巻き」もあれば腕を振る事で自然にゼンマイが巻かれる「自動巻き」があります。

 

一般的な普通の時計はクオーツ(電池)なのでほぼ狂う事がありませんが、機械式の時計は細かいパーツを組み合わせて時間を刻むようにできているので、1日に数秒〜数十秒狂うのが普通です。

つまり時計なのに狂いやすいという性質があります。

 

また、ゼンマイを巻かないと止まるので腕につけたり手で巻いたりしないと数日後には止まってしまうので使うときに時刻を合わせる必要があります。

 

機械式に慣れていない方が購入すると止まってしまう事に驚かれて故障と勘違いされる事が非常に多いです。

高級腕時計の代名詞のロレックスも9割以上は機械式なので、店員さんから説明されても聞いておらずに購入してから気付くパターンが多いです。

 

2.機械式のメリット

機械式のメリットとデメリットを書いていきます。

先に書いてしまうと、機械式はデメリットの方が圧倒的に多いです笑

 

メリット①:電池交換が不要

機械式の腕時計は電池を使用していないので、物理的に部品が作動し続ける限り動き続けます。

電池式だと何年かに一回電池交換しなければならないので交換する手間はありません。

 

メリット②:秒針が流れるような動き

電池式のほとんどはカチッカチッという秒針がの動きですが、機械式は流れるような「スイープ秒針」という動きをします。

筆者はこれが好きで、時間が一秒ごとではなく細かく流れているような動きを感じる事ができるのが好きです。

 

中には電池式で滑らかに秒針が動く物もあります。

 

メリット③:長く使う事ができる

機械式時計は一生物と言われる事が多く、長く使う事を前提に作られています。

パーツさえあれば修理して動かす事ができるので家族から受け継いだりする事も可能です。

筆者は家族から貰った50年前の時計をメンテしながら使っています。

 

ケアは必要になりますが50年経っても使える物は周りを見てもあまりないので、機械式時計の一番の魅力だと思っています。

 

 電池式の時計も中の基盤を交換すれば使い続ける事は可能ですが、メーカーが基盤を交換し続ける事を前提としていないので、そのメーカーで対応できなくなれば使えなくなります。

その辺りは普通の電化製品と似ているかもしれません。

 

3.機械式のデメリット

いよいよデメリットを書いていきます。

読んでいるうちに何がいいんだ?と思う方もいらっしゃるかもしれませんが次の魅力を語るところまでセットで読んで頂けると嬉しいです。

 

デメリット①:時間が狂う

前述しましたが、歯車の組み合わせで動いているため一日に数秒〜数十秒は狂います。

精度の良いものであれば本当に一秒ずれるかずれないかというものもありますが、気温差やパーツの摩耗などでも精度は変化していきます。

 

秒単位で時間を厳密に管理する仕事などではまず使えません。そういった場合は電波時計のような正確な時計が必要になってきます。

 

デメリット②:付けないと数日で止まる

これも前述しましたが、ゼンマイが巻かれて解ける力で動くのでしばらく放置していると止まってしまいます。

標準的な物はゼンマイを限界まで巻いても38〜48時間程度で止まってしまうので2日後には止まってしまうようなイメージです。

 

デメリット③:高額になる場合が多い

機械式時計はパーツ同士を組み合わせる技術の結晶のような扱いなので、基本的には高額で青天井です。

ロレックスやオメガなどは高級ブランドというイメージがあるかもしれませんが、海外メーカーだと入門機で20万円ほどするのが相場です。

 

後述しますが、国産を中心に探せば1万円あればお釣りが来るものもあります。

  

デメリット④:数年に一回のメンテが必要

厳密にいうと電池式も必要ですが、機械式は数年に一回の分解掃除(オーバーホール)が推奨されています。

常に動いていると部品の摩耗やオイル切れを起こすため、それを綺麗にするのが目的です。

 

車検と違って必ず数年に一回しなければならないものではありませんが、メンテナンスをせずに使い続けるとパーツが破損し交換で高額な出費になってしまう場合もあります。

 

中には手頃な値段のものもありますので、あえて壊れるまで使うと割り切ればコストパフォーマンスは悪くないこともあります。

 

例えば日本の時計メーカーのSEIKOの海外向けのものであれば安価ですし早々壊れません。

 

 

 

セイコーSEIKO5の購入レビューはこちら

www.shikabanemini.com

 

 

デメリット⑤:衝撃に弱い

中にはスポーツウォッチというジャンルで潜水可能な防水性能や耐衝撃性を有しているものもありますが、基本的には複雑な部品を組み合わせている精密機械なので、スポーツウォッチと書いてあってもGショックのように使うのは推奨されません。

 

道具として割り切るのであれば使うのも問題はありませんが、様々な機械が発達した現代ではスポーツシーンで使用するメリットはほぼありません。

 

4.とはいえ機械式時計がおすすめな理由

ここまでかなりデメリットを多く書いてきましたが、筆者は機械式時計が大好きです。

理由としては

  • 手間が掛かる分愛着が湧く
  • 仕事にも着けていけるアクセサリー
  • 電池切れの心配がない
  • 長く使う事ができる

というところに魅力を感じているからです。

 

革製品にも似たところがありますが手入れをすればするほど愛着が湧きますし、仕事場に身につけて行く事ができるので、お金を貯めて自分の好きなブランドの時計を買う事で仕事のモチベーションアップにも繋がります。

きちんとしたメーカーであれば修理体制も万全なのでその気になれば一生使うこともできなくはないと思います。

 

 

 

ミニマリストであれば厳選して気に入った時計を毎日付けることで、止まってしまうデメリットがなくなりますし、電池交換にいく手間も省けます。

 

5.今回の屍ポイント

まだまだ書き足りないのですが纏まりがなくなってきましたのでポイントを書くと

  • 電池式はメリットが多いが長く使えない
  • 機械式はデメリットが多いが長く使う事が前提のものが多い
  • 趣味としての側面が多いが愛着が湧く
  • ミニマリストは厳選するため一本の時計との相性が良い

となります。

 

最近ではセレクトショップでも安価な機械式時計を販売するケースが増えてきました。

 

 

コラボして発売するケースも少なくないので、欲しいと思った時に買っておくのがおすすめです。

 

いきなり高額な時計を買って使わなくなるのは勿体ないので、お試しで買ってみてクオーツにはない味わいを感じてみてください。

きっと毎日が楽しくなりますよ。

 

誰かの何かのお役に立てれば幸いです。