筆者は今はミニマリストですが元々は洋服や靴などが大好きなマキシマリストでした。
引越しで部屋が狭くなるのを機に断捨離をして少ない服で過ごせるようになりました。
今では断捨離が加速して服の選択にかける時間が0に近い状態です。
そんな筆者が洋服を断捨離しやすくするコツを書いていきます。
今回の結論を先に書くと「その時の気分ではなくフィードバックを活かして継続的に断捨離する」です。
服を9割捨てたミニマリストが断捨離しやすくするコツを書いてく
1.服をシーズン毎に分ける
断捨離をする時に一番重要なのは現在の状況を把握することです。
「去年気に入って着ていたセーターがどこにあるかわからない」とか「大事に衣装ケースの奥底に入れていたら虫に食べられていた」という状況を無くします。
まずは全ての服を出してシーズン毎に分けます。
この時は服のディテール等は何も考えずに機械的に分けていきます。
この段階で「こんなの持ってたっけ?」「買ったけど着てない」というものはそのままゴミ袋に入れましょう。
それらは存在を認識していない時点で不要です。
本来であればそのまま断捨離を開始したいですが、服の量が多いと何日もかかってしまうので、これから先のシーズンの物に絞って断捨離を進めていきます。
服の量がそんなにない方はオールシーズンをまとめて仕分けしてもOKです。
2.シーズン中に着た服をメモ
1で分けた服の中から存在を忘れていたものを処分したらそのシーズンは何も買わずに出てきた服で過ごします。
断捨離の「断」にあたりますが、まずは買うのをストップして手持ちを選別することが重要です。
そしてその服達でシーズンを過ごしますがその際に着た服を全てメモしていきます。
自分が見返して理解できれば良いので箇条書きで構いませんし、回数をカウントしても構いません。
ここで「着る服がない」と思っても購入しないで待ちましょう。
待つことで本当に欲しい服のイメージが浮かんでくるのでそれもメモしておきます。
3.着た服の中で気になるところをメモ
2で着た服をメモしましたが、その時に気になったところも詳しくメモします。
例を挙げると
- 重くて肩が凝る
- 肩幅や袖丈があっていなくてしっくりこない
- 丈が少し長い
- アウターの色と合わせにくい
- フードの立ち上がりが悪い
- 顔が大きく見える
- 体型が変わって見栄えが悪い
- 数回洗濯しただけで型崩れしている
など、細かい点まで書いておきます。
ここで気になった点を突き詰めることで自分に似合う服がどんなものかを考えるので、次回の買い物の際に同じ失敗をする確立が下がります。
ある程度溜まったらその原因についてはっきりするまで掘り下げていきます。
丈が長いというのは単純なサイズの問題ですが、「顔が大きく見える」「なんかしっくりこない」といった理由は何が原因なのかわかるまで突き詰めていきます。
襟の形かもしれないですし、パーソナルカラーや骨格と合っていないのかもしれません。
4.シーズン中に着なかった服を捨てる
シーズンが終わった段階でメモを見ながら着なかった服を捨てていきます。
春や秋でも数ヶ月はありますから、その間に着なかったものはどんな事情があるにせよこれからも着ることはありません。
筆者はヴィンテージジーンズを買ったは良いものの、貧乏性で履いていない事に気づき手放しました。
結果的にジーンズ好きな人の手に渡って後悔もなくスッキリしました。
また、シーズンの終わりに不要な服を捨てることで収納スペースを確保できクリーニング費用を節約できます。
所有している服を把握してくると、今持っている処分することを前提に着倒して来シーズンに向けて貯金をし始めるといった計画性も生まれます。
5.着た服の中で気になったものを捨てる
最後は着た服の中で気になったところがあった服を捨てます。
着心地を犠牲にしても好きなデザインや素材があるならそれでも良いとは思いますが、
気に入っているわけではなく惰性で着ていたり何となく合わせやすいから着ているという場合は処分して、新しいものを買いましょう。
新たに買う時はメモしておいた内容を見ながら選びます。
カーフのレザージャケットが重いと感じたならラムレザーを選んだり
アウターの中に着ても映える色のシャツやニットを買う……といった感じで反省を活かした買い物をするようにします。
新たに買う時は1out1inを徹底して服の数を増やさないようにしましょう。
この一連の流れを各シーズンで繰り返していけば断捨離に成功するだけでなく本当の自分のお気に入りだけのワードローブになります。
服関係の記事はこちら↓
6.今回の屍ポイント
今回は洋服の断捨離方法を段階別に書いてきました。
まとめると
- 季節毎に分ける
- 着た服をメモ
- 着た服で気になった箇所をメモ
- 気になった原因を突き詰める
- 着なかった服を処分
- 着た服の中で気になった服を処分
となります。
断捨離をする時に重要だと思うのは「服」を中心に考えるのではなく「服を着た自分」を中心に考える事です。
いくらかっこいい服でも自分に似合わなければ意味がないですし、買ったけど勿体無くて着れないというのは服の価値に負けて本末転倒になってしまっていると思います。
自分の内面や着た時の感覚と向き合って服を選ぶとお気に入りだけが残るので爽快な気分になります。
季節の変わり目などで断捨離をする予定の方は是非試してみてください。
断捨離に失敗する理由と対策はこちら
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。