筆者は実家暮らしの時の休日はほぼテレビを観る生活で、録画した番組に追われながら観たり、目的もなく適当につけているのが普通でした。
しかし4年前に引っ越して1人暮らしを始めた時に思い切ってテレビを買わずに過ごしてみると無くても大丈夫な事に気づきました。
今回はそんなミニマリストがテレビを手放してわかったメリットとデメリットを書いていきます。
結論を先に書くと「テレビは無くても問題ないが、緊急時の備えは必要」です。
ミニマリストがテレビを手放して4年経った感想を書いてく
1.手放したメリット
元々はテレビ番組の中でも特にお笑い番組やドラマが大好きで、休日は1日中観ているほど好きでした。
ミニマリストに憧れ始めた時も「テレビが無いのは流石にあり得ない」と思っていたのを覚えています。
そんな筆者が感じた手放してわかったメリットを書いていきます。
メリット①:自分主導で時間を使える
これはテレビと同じ番組をネットで観ると気づく事なのですが、自分の好きな時間に一時停止したり早送りしたりして好きなように観ることができます。
HuluやAmazonプライムのようなサブスクリプション方式であれば録画して容量を圧迫するということもありませんしソートしなくても番組毎や時系列順に綺麗にまとめられているので探す手間も省けます。
一人暮らしだと家事などのタスクが多いので、時間を区切ったりして自分主導でコントロールできるメリットは大きいです。
逆に今となっては実家やビジネスホテルに泊まって部屋にテレビがあっても、観たい番組が放送されていない事が多いので結局ネットで動画を見る…というパターンが増えました。
能動的に自分の好きな時に時間を使えるのは快適で、慣れると元の生活には戻れないくらいです。
メリット②:やりたい事に集中できる
テレビをつけると本当に時間があっという間に過ぎていくので忘れがちですが、自分の時間は有限です。
「1000時間の法則」が有名ですが、正しい方向で1000時間費やせばその分野で中級者や上級者になることができるようになる…というものです…
筆者は一時派遣社員で働きながら1日の空いた時間ほぼ全てを公務員試験の勉強に費やしたり、ブログを毎日のように書いたりして自分の目標は達成できたように思います。
テレビに限った話ではありませんが意識的に誘惑を断つと本当に自分がやりたい事に集中できます。
勉強に限らず継続的にやりたい事や成し遂げたい事がある人にはテレビの断捨離を是非お勧めしたいです。
最近はテレビもそこまで高価なものではないので、手放してどうしても必要であれば買い直せばいいですし、しばらくトランクルームに保管して試してみるという方法もあります。
メリット③:スペースの削減
テレビは壁掛けにしてもテレビ台を置いてもスペースを取りますし配線も付いてきます。
筆者の好きなミニマリストのローランドさんくらい徹底してスペースや配線を消す事に拘れば話は別ですがコスト的にも現実的ではなくどうしても場所を取ります。
妥協のない部屋に住んで妥協のない物を選べるのであれば真似したいですが、現実にはどこかで妥協や折り合いをつける必要はあります。
筆者のように狭い部屋でものんびり暮らしたいタイプにはスペースの削減は大きいです。
ノートパソコンやタブレットなら邪魔になれば移動させられるので狭い部屋でも相性が良いです。
2.手放したデメリット
手放したデメリットも少し感じました。
デメリット①:人を家に招いた時
滅多にないですが、人を家に呼んだ時に静か過ぎて間がもたない事があります。
中にはテレビを普段観ない友人もいるので気にならずに過ごせるのですが、何もしなくてもテレビは点けておきたいタイプの人とは過ごしづらいです。
どうしてテレビが無いのかを説明したり意識が高いと勘違いされるのも嫌なのでその点では説明は面倒かもしれません。
これに関してはネットの動画を観るか、自分が無理せずに付き合える人と付き合っていくやり方で良いと思います。
デメリット②:非常時の情報収集
地震や台風などの非常時はテレビが一番の情報源であり、信頼できるものが多いです。
ネットは情報のスピードが早く、局地的な情報を得ることも可能ですが情報源が不明であったりデマである場合もあるので注意が必要です。
筆者は非常時の場合は非常用バッグに入れている手回し充電が可能な携帯ラジオをつけてネットと組み合わせて情報収集していました。
ネットは便利ですが、非常時はネットだけに頼るのは危険なので必ず他の選択肢も持ちましょう。
3.今回の屍ポイント
今回はテレビを手放して4年経った感想を書いてきました。
まとめると
メリット
- 自分主導で時間を使える
- やりたい事に集中できる
- スペースを削減できる
デメリット
- 人を家に招いた時
- 非常時の情報収集
となります。
テレビは点けているだけで情報を流してくれたり楽しい時間を過ごすことができる家電ですが、あえてテレビを使わないことで自分のやりたい事に集中して時間を使うことができます。
他に娯楽が全くないのであれば別ですが、インターネット上で完結することが多いのであればテレビを使用せず生活してみて本当に必要なのかを見極めてみてはいかがでしょうか。
家電関連の記事はこちら
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。