俺の屍を越えていけ!!!

団体職員×ミニマリストの筆者が役立つ事を書いて誰かの役に立ちたいブログ

日本と海外のミニマリストは少し異なる話とミニマリズムの目的

筆者は自称ミニマリストです。

 

「ミニマリスト」というとカッコよく聞こえるのですが、実際にはそんな格好を気にしているものではなく、単に効率化を目指しているだけです。そして他人に押し付けるようなことはしません。

 

世間一般的なミニマリストは「机も椅子も布団もなにもない部屋で生きている」とイメージされがちですが実際にはそれとは異なると考えています。

 

今回は海外のミニマリストと日本のミニマリストを例に挙げて考え方を共有させて頂こうと思います。 

 

今回の結論を先に書くと「自分が心地良く暮らすための手段こそミニマリズム」です。

 

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日本と海外のミニマリストは少し異なる話

 

 

 

1.ミニマリズムを知ったきっかけ

 筆者がミニマリズムに興味を持ったきっかけは、ファッションでした。

好きな服がいくつかあるけどそれらを組み合わせると起こる不協和音のようなコーディネートや、その相性の悪い組み合わせを避ける為の手間を減らす事に関して興味を持ち始めて色んな方のブログや本を拝見したことから始まります。

 

特に女性誌に多かった印象ですが、「○○の名品リスト」のように、厳選されたアイテムを紹介している(実際は広告を兼ねていると思いますが)本がとても魅力的に思えたのです。

 

そこで自分の手持ちを見て「安い物や粗悪な物を沢山持たずに、良い物や好きな物の上位を厳選すればオシャレになれるし、不協和音もなくなるんじゃないか」と考え始め、徐々に厳選していく楽しさと利点に気付き始めました。

 

2.日本と海外の”ミニマリスト”の違い

筆者の性格上、気になった事や好きな事はとことん情報をかき集めるので、図書館で借りられる「ミニマリズム」のジャンルの本を片っ端から借りて読んでいました。

 

その時、ファッション以外の観点からのミニマリズムを教えてくれたのがジョシュアさんの本でした。

 

 

 

大まかなあらすじは、元々マキシマリスト(物を大量に持っている状態)から物を手放してミニマリストとなり、目的のためにシンプルに生きることができるようになった…というものです。

重要だったのは「本当に大切なものを大切にする目的で不要なものを削ぎ落とす道を選ぶ」という点です。

 

この考え方が好きで「ミニマリズム」を心がけているのですが、日本のイメージされる”ミニマリスト”は少し捉え方が違うようです。

 

日本の”ミニマリスト”とされる方は「より少なく」「コストカット」という観点から物を手放しているように感じ「清貧」という言葉がぴったりと合うように思います。

勿論、どちらが正しいとか優れているという話ではありませんしメディアによって少し捻じ曲がって伝わってしまっているのではないかと思います。

 

筆者の思うミニマリズムの例を挙げるとするならば、

惰性で人が沢山乗れるワゴンタイプの車に乗っているけどいつも2人しか乗らない。そ入れなら無駄を省いて自分の一番好きなスポーツカーを買って満足度を上げよう……といったイメージです。

 

あくまで車を処分することやコストカットが目的なのではなく、「無駄を省いた最適な選択は何か」ということに主眼を置いていると考えています。

  

筆者が効率化を目指している記事はこちら

  

www.shikabanemini.com

 

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3.断捨離(捨て活)の目的と本質

ミニマリストと少し似た系統で言えば断捨離(捨て活)も近年では当たり前のように使われるようになった言葉だと思います。

断捨離も目的は捨てることではなく「何が必要で何を残すか」ということだと思います。

 

毎日家で寝るとき布団は使ってるけど断捨離してこれからは布団を敷かずに寝る……というのは違和感を禁じ得ません。

 

断捨離で大事だと思うのは「自分にとって何が必要なのか」を見極めることだと考えています。

〇〇のブログの人はベッドを捨ててマットレスを使っているとか、〇〇の著者は服を10着しか持たないとか、真似をしても結局のところ意味は見出せません。

 

 

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4.今回の屍ポイント

  • 「ミニマリズム」のポイントは「厳選」
  • 本当の目的は「豊かに暮らすこと」
  • 捨てるのは「手段」であって「目的」ではない

 

筆者はミニマリズムに出会って意識し始めてから凄く生きやすくなりました。

「豊かに暮らすこと」というと抽象的になってしまいますが、早い話「自分が生きやすいように生きるという」事に言い換えても良いかと思います。

  

他人から見て物が多くても無駄遣いでも自分が暮らしやすければOKだと思います。

 

誰かの何かのお役に立てれば幸いです。