筆者は元々ファッションが好きで、その中でも革製品が大好きでした。
しかしミニマリストになってから機能性を重視するようになり、革よりもナイロンの鞄を愛用するようになりました。
ガチガチに堅いドレスコードがある会社だとナイロンは厳しいかもしれませんが、筆者の会社のドレスコードはそこまで厳しくないためポーターのタンカーの3wayのブリーフケースを愛用しています。
今回はなぜタンカーの3wayを選んだのかと、実際に使ったレビューを書いていきます。
今回の結論を先に書くと「3wayは用途やシーンによって変えられる点、ナイロンは軽量で丈夫である点から非常に便利」です。
ポーターの3Wayタンカーのレビューを書いてく
1.ポーターのタンカーを選んだ理由
筆者は元々トートバッグ派で、レザーの物を使用していました。
ミニマリストに目覚める前から水濡れを気にしなくてよいナイロンが好きになって、持ち手はレザーでボディーはナイロンのフェリージやダニエルボブなどのトートバッグを愛用していました。
現在の仕事に転職してから、職場とその最寄り駅までの距離が長く、雨で濡れるのを避けられないのと、客先にスーツでに出ることがたまにあるので、雨の日は背負えて、出先ではブリーフケースにできることを重視してタンカーの3wayを選びました。
2.3Wayを使用してみたレビュー
サイズ選びに注意
筆者の使用しているのは横40×縦29×マチ10cmのもので、3Wayのシリーズの中では小さい部類に入ります。
小さいとはいえ長さ的にはB4がすっぽり入るので大きな荷物が少ない方は十分だと思います。
筆者は元々手ぶら通勤を検討していたくらいなので荷物が少ないこともあって上の小さめのサイズで十分でした。
小さめと言っていますが2泊3日程度の出張や旅行であれば余裕で対応できます。
ディティール(外装)
外側には大きなポケットが2つあり、スナップボタンとマジックテープが付いています。
深さがあるので背負った時でも安心感があります。
ここにはよく取り出す鍵やミントのタブレットなどを入れています。
裏には大きなファスナーがあり、ここからリュックのストラップが出てきます。
下のナスカンに取り付ければリュックに早変わりします。
普段はリュックのストラップを収納しておけるのが画期的で、気に入ったポイントでもあります。
フロントファスナーの両端にショルダーストラップが付けられるナスカンもありますが、筆者は半年間一度もショルダーストラップを使用する機会がなかったのでフリマサイトで売却しました。
なので実際にはブリーフとリュックの2wayといえるかもしれません笑
タンカーの大きな特徴として挙げられるのが「経年変化」です。
ナスカンはグレーの塗装がしてありますが、あえて経年変化で剥げやすいようになっています。
また、ファスナーも最初は固めですが使用しているうちに滑りが良くなる造りになっているので愛着がわきます。
ファスナートップにもポーターの刻印があります。
ディティール(内装)
内側は鮮やかなオレンジ色で荷物を探す時に見つけやすくなっています。
これはタンカーが軍用のフライトジャケットをモチーフとしている経緯があるためです。
また、防水性の高いビニールのポケットがあるので濡らしたくないデバイスや電気製品はここに入れると安心です。
こういった細かい点まで考えられているのは流石ポーターだと思いました。
毎日持ち歩ている中身はこちら
3.使ってわかったメリット
ここでは実際に使ってわかったメリットを書いていきます。
メリット①:収納力がある
筆者が買ったのは3wayの中では一番コンパクトなサイズのものですが、そこそこの収納力があります。
2泊3日の旅行でも問題ないと前述しましたが、筆者は2日分の下着と整髪料、iPadmini、充電器を持って行き、帰りにお土産を買って中に入れられるだけの余裕がありました。
外側が中綿のクッション素材なのでノートパソコンでも持ち運びに神経を使わないのも良いポイントだと感じます。
メリット②:軽量
素材がナイロンなので軽量です。レザーでしっかりと造られているものは2キロ近いものもザラですが、この鞄は795グラムなので本当に軽快です。
たまに使用するのであれば気にならないかもしれませんが、毎日のように使用すると如実に違いがわかります。
また、荷物を入れすぎてブリーフケースの持ち方で重く感じてもリュックやショルダーに換えられるので体への負担は減らすことができます。
筆者は腰痛持ちなので均等に重量がかかるリュックにできるのは大きな利点でした。
メリット③:ケアが楽
革製品と違いケアが楽なのも魅力です。革製品はブラッシングやクリーナー、オイルメンテなどがありますが、ナイロンなのでたまにウェットティッシュで拭いたり防水スプレーをかけるだけでケアができます。
手入れする楽しみよりも手間をかけたくないとお考えの忙しいビジネスマンの方にお勧めしたいです。
4.使ってわかったデメリット
デメリット①:他人と被りやすい
これは名作の宿命でもありますが、使用している方が非常に多いです。
筆者は東京で電車通勤していますが、一日に一回は見かけるレベルです。
他人と差別化を図りたいという方にはおすすめできないかなと感じます。
デメリット②:綿の繊維が飛び出る
内部を守るための中綿のクッション素材があるのですが、その繊維が飛び出してきます。
最初は埃かな?と思っていたのですがどんどん出てきます。
引っこ抜くと中のクッションがスカスカになりそうであまり触れないようにしていますが、神経質な方は気になるかもしれません。
汚い写真で恐縮ですがこんな状態になります↓
デメリット③:水に弱くないが防水ではない
これは購入してから知ったのですが、ナイロンでも防水ではないということです。
かの有名なリモンタナイロンの鞄を使用していたときは濡れても弾くような安心感があったのですが、タンカーのナイロンは雨を弾かずに表面で水を含んでしっとりしてしまう印象です。
実際に雨の中で使用して中に浸水してビチャビチャになったことはないのですが、水気を拭かない状態で放置すると浸水する可能性があるのですぐにタオルで拭くなどの対処が必要です。
筆者は汚れ防止も兼ねてたまに防水スプレーをかけています。
5.今回の屍ポイント
以上のように、ポーターのタンカー3wayのレビューをしてきました。
ポイントをまとめると
- 収納力がある
- 軽量
- ケアが楽
- 被りやすい
- 繊維が飛び出る
- 防水仕様ではない
となります。
筆者はショルダーストラップを使わず2wayで使用していますが、それでも非常に便利です。
スーツにリュックが市民権を得た今ではリュックの活用の幅は広がっていますし、アウトドアブランドのリュックよりも形がシックでビジネスシーンにもフィットしやすいと感じています。
もちろん欠点もありますが、コストパフォーマンスや普遍性を考えると本当におすすめです。
もし荷物が多い方やカジュアルメインでお探しの方はリュックサックタイプもあるので是非検討してみてください。
筆者がタンカーにハマってから女性の方にリュックを勧めましたが、カラーリングやデザインが気に入っているようです。
軽量で容量があって頑丈で経年変化を楽しめるタンカーは本当に病みつきになる魅力があります。
気になられた方は一度店頭で合わせてみてください。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。