断捨離は物を持ちすぎる現代においては必要な考え方だと思います。
自分だけではなく親が元気なうちに整理するという考え方まで出てきていているのをみると物を捨てるというのはそれだけ繊細であって大変な作業だと言い換えられるのだと考えます。
ただ、断捨離をすると効果的な事が多いと思っているので是非断捨離をお勧めしたいです。
今回は断捨離をするための考え方、物への執着をなくすために必要な事を書いていきます。
今回の結論を先に書くと
「物への執着を無くすには①心情を切り離す②先入観を捨てる③必要最低限という考え方の3つを意識する」です。
【断捨離】物への執着をなくすために必要な事3つ
1.断捨離には執着をなくす事が重要
物を捨てる時にいつも考えるのは、物自体の使いやすさや耐久面ですが思入れが強い物ほど冷静な判断ができなくなります。
わかりやすい例を挙げると「大事な人の形見」や「頂いたプレゼント」などです。
もし命の次くらいに大事にしているのであれば捨てる必要は全くないと思いますが、心のどこかで必要ないと思っているのに捨てられない、踏ん切りがつかないという場合は断捨離してスッキリする方が良いと思います。
つまり断捨離する以前に物への執着を無くす事が先決で、それをしなければリバウンドしたり失敗することになってしまいます。
2.執着をなくすために必要なポイント
ではどうやって執着をなくすのかという話ですが、筆者は3つに分けて考えています。
ポイント①:物と心情を切り離す
前述したように、思い入れがある物ほど捨てにくいのは誰でも経験した事があると思います。
捨ててしまえばスッキリとして思い返すことも少なかったりするのですが、踏ん切りがつかない方は多いと思います。
ですので断捨離をする時は物と心情を切り離して考えるようにしましょう。
大切な人からもらったプレゼントでも押入れの奥底に埋まっているのでは意味がありませんし、プレゼントは気持ちを目に見える形で渡す…という役割を既に果たしているので気持ちを受け取れば物に執着する必要はないと考えます。
筆者はその考え方で、プレゼントとして頂いたものは使いまくるというのを信条としています。
結婚式の引き出物でもらったタオルやお皿はヘビーユーズして壊れたり使えなくなるまで使う事で役割を果たしてあげて処分するようにしています。
ポイント②:先入観を捨てる
ファッション雑誌などで「これだけはマストで持っていないといけない」というキャッチコピーでいろいろな物が紹介されています。
ですが本当にマストなものは実はかなり少ないですしライフスタイルによって変わってくるので先入観を捨てる事が大事です。
例えば冠婚葬祭で着るような礼服はレンタルサービスが普及しているため必ず持っていなければいけないわけではありませんし、むしろ体型が変わって着れなくなってしまうリスクが減るメリットもあります。
筆者はパソコンやテレビがないと生きていけないと思っていましたが、手放してみて何も問題がないことに気づきました。
ポイント③:必要最低限という考え方を持つ
人によってはストックがないと不安だったりいつか使うかもしれないから捨てないという方がいらっしゃいます。
しかし、大体の物は代用が効きますし一つの物で沢山の機能を有する物も増えてきているので今の自分に必要な物以外は無くても暮らしていくことはできるはずです。
この考え方にシフトできれば捨てるだけで無く増やさないという方向に持っていけるので断捨離がリバウンドすることなく定着します。
筆者の家族もストックがないと不安なタイプで実家はかなり物が多く、このコロナ禍でも買い溜めとまではいきませんが最低限必要な量以上の物を増やしているようです。
家に食料が全くないというのであれば購入は必要ですが、本当に必要なのかを見極めて、冷蔵庫や冷凍庫の中に溜め込んでいる食材があるのであればそちらから減らしていくといった考え方を持つ事が重要だと思います。
3.今回の屍ポイント
今回は断捨離をするための考え方、物への執着をなくすために必要な事を書いてきました。
まとめると
- 心情と物を切り離して考える
- 先入観を捨てる
- 必要最低限という考えを持つ
となります。
断捨離は捨てる行為だけを想像しがちですが、根本の考えを変えなければ結局リバウンドして物が増えていきます。
一度考え方を変えれば入ってくる物も少なくなりますし、入ってきても溜め込まないのでいいリズムで物が減り綺麗な状態をキープできます。
一点だけ注意が必要なのは「人の物は勝手に捨てない」ということです。家族が断捨離に理解を示さないからといって本人の知らないうちに処分してしまうと家族であっても大きなトラブルになりかねないので必ず本人の同意を得てから行いましょう。
断捨離を本格的に始めたいという方の参考になれば嬉しいです。
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誰かの何かのお役に立てれば幸いです。