断捨離は数年前からブームですが、ただ捨てるだけというわけではなく「自分に必要なものを見極めて残す」という方がしっくりとくるかもしれません。
また、「断」の文字は入ってくるものを断つという意味合いがあるので増やさないことにも着目する必要があります。
断捨離は間違ったやり方で行うと逆効果になったりリバウンドする可能性があります。
今回はミニマリストの筆者が断捨離に失敗する理由を体験談を交えながら書いていきます。
今回の結論を先に書くと「断捨離は自分の目的やライフスタイルを定めてから行う」です。
断捨離に失敗する理由をミニマリストが体験談を交えて書いてく
1.断捨離に失敗する理由
まずは断捨離に失敗する理由を考察していきます。
断捨離を進める上で重要なのは「今の自分に必要な物」という目線で考えることです。
理由①:選ぶ基準が甘すぎる
全ての服を引っ張り出して選定しても全然捨てられないという方は「選ぶ基準が甘すぎる」と考えられます。
「どこにあったかもわからないのに思い出があるから捨てられない服」や「体型が変わったらまた着たい服」というのは全て捨てて良いと思います。
体型が変わって着たい服や思い出として取っておくのは一つや二つに絞って綺麗に保管してあげましょう。
筆者はミニマリストですが、大学を留年して肉体労働のアルバイトをしていた時のバキバキに色落ちしたジーンズは思い出として綺麗に保管しています。
理由②:自分の軸やルールがブレている
断捨離の本やブログはたくさんありますが、「自分のルールを明確にして捨てること」が重要です。
後述しますが、筆者がまさにこのタイプで何度も断捨離に失敗してリバウンドしてしまいました。
著名な方が必要な物であっても自分にとって必要でなければそれは捨てるべきものなので自分の軸やルールを大切にして進めていきましょう。
断捨離本やブログは自分のモチベーションを上げてくれるので、前日の晩に読んで翌日の朝一から断捨離をスタートするのが筆者のパターンです。
理由③:万が一を考えすぎる
物を持ちすぎる人に共通して思うのは「万が一を考えすぎて身動きが取れない」という点です。
「いつか使うかもしれない」というロジックだと一度購入したものはどれも捨てることはできません。
捨てすぎて不便になることも確かにありますが、貴重なものではない限りリカバリーは容易ですし、捨ててしまった方がスペースも空きます。
非常用のストックであれば生死に関わることもあるので削減はお勧めしませんが、趣味が変わったり何年も使っていない物であれば捨てて身軽になることをお勧めしたいです。
2.筆者の断捨離失敗体験談
筆者は今では物への執着が減り断捨離は苦ではありませんが、何度も失敗しています。
上述した失敗例でいうと「②:自分のルールがブレている」が当てはまります。
筆者の場合は洗練された人への憧れが強いあまり、他人の断捨離した物やワードローブを真似ようとしすぎて結果的に自分に必要な物まで捨ててしまう…というケースが多かったです。
例えばあるブロガーさんが「真冬のアウターは必要ない。軽アウター1着にインナーダウンで一年乗り切れる」と書いていて、自分が寒さに弱いことを忘れてアウターを処分してしまって結局買い直す…といったことがありました。
他には生活感のない部屋を目指そうとして、木製のテーブルやシェルフを全て捨ててスチール製のラックやテーブルで揃えたら倉庫みたいになってしまったり…今思い出しても恥ずかしい失敗が沢山あります。
服であっても物であってもその人のライフスタイルや趣向に合うか合わないかが重要なので形から入る断捨離は注意が必要です。
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3.今回の屍ポイント
今回は断捨離に失敗する理由を書いてきました。
まとめると
- 選ぶ基準が低すぎる
- 自分の軸やルールがブレている
- 万が一を考えすぎている
となります。
断捨離を進める上で重要なのは「今の自分に必要な物」という目線で考えることです。
過去やいつくるかわからない未来を思い描いてしっくりこない毎日を過ごすよりも、今を快適に過ごせる方向にシフトしていきましょう。
そして、断捨離に失敗しないために必要なのは「自分の目的やライフスタイルを定めてから行う」ことです。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。