筆者はこれまで4回転職して、運良くまったりホワイトな団体職員として転職できました。
とはいえ団体職員=ホワイトであるかは別の話で入ってみたらかなりハードだった…という可能性も大いにあります。
今回はホワイトの団体職員として勤める筆者が見分け方を書いていきます。
あくまで2つの団体で仕事をしたことがある個人の感想なので参考程度にご覧下さい。
結論を先に書くと「選考までのハードルの高さと休日や勤務形態に注目」です。
団体職員はホワイト?見分け方を書いてく
1.団体職員がホワイトかは応募時に確認
応募の段階である程度高いハードルだとホワイトの可能性が高いです。
離職率が低いと人員の募集人数が多くないので必然的に競合する数が多くなります。
応募者が多くなると一人一人見ることはできなくなるので応募の段階からハードルを高めに設けて選考しやすくしています。
応募時の特徴①:ネットの応募+書類郵送
1つ目ですがこれが最初の関門だと思います。
転職サイトで応募して情報も全て伝わっているはずなのに、わざわざ書類の郵送をもって応募完了という条件にしているところはそれだけネットでの応募が殺到するということでもあります。
ネットの応募だと本気で応募しているかもわからないので、郵送というハードルを上げることで実際に書類選考に進む人数を減らしています。
本気でなければ、わざわざ封筒を用意して履歴書と職務経歴書と送付状を入れて郵送する気にはならないと思います。
応募時の特徴②:選考の手順が多い
2つ目も少し似ている点がありますが、エントリー時にインターネット上で志望動機を1500字以上書くように指示があったり、過去の職務経歴を1000字以内で書くような指示があったり、応募書類と重複して更に情報を求めてくるケースが多いです。
余程志望度が高くないとやる気が起きないような分量なので、逆にいえばそこを突破すればライバルは減るということです。
応募時の特徴③:筆記試験や作文がある
3つ目は公務員等では必須ですが、選考を厳しくするために筆記試験や作文を設けているところはホワイトの可能性が高いです。
ブラックに入社してから振り返ってみて気づいたのは「人手不足が深刻であるため選考のスパンを少しでも短くして入社させたい」という共通点でした。
人手不足のブラック企業からすると筆記試験を行っている時間があるなら面接して1回で内定を出す方が手間を省けるという背景があると考えて良いです。
つまり筆記試験がある=ホワイトとは言い切れませんが、筆記試験がなく面接回数が少ない=ブラックの可能性が高いと言い換えられます。
わざわざ選考に時間をかけてでもじっくり選ぶ余裕があるということでもあるので突破できるよう対策を練ることをお勧めしたいです。
選考の対策についてはこちら
2.休日や勤務形態で判断する
休日が多いとホワイトに近いのは言わずもがなですが、休日を取りやすいのか取りにくいのかは判断した方が良いです。
筆者の例を挙げると初めて入職したのは病院職員としてでした。
「〇〇医療法人」であるため団体職員という扱いですが、元々求人票に書いていた休日よりも実情はかなり少なく勤務時間も不規則でした。
離職率も低くはなく、ぎりぎりの人数で回しているため有給休暇は退職する時くらいしか取ることができませんでした。
民間企業と同じく、勤務形態が不規則であったり休日をまとめて取ることができなかったり日本全国に異動がある場合は離職率が高い場合があるので、人員不足の皺寄せが重くのし掛かるということもあります。
また、シフト制の勤務だと連休が取りづらい傾向にあるので要注意です。
団体職員の給与実態の記事はこちら
3.今回の屍ポイント
以上のように、ホワイトか判断する基準を書いてきました。
まとめると
- 離職率が低いところはハードルが高い
- ネット応募+書類応募
- 選考の手順が多い
- 筆記試験や作文がある
- 休日や勤務形態も判断基準となる
となります。
とはいえ、全てが当てはまるわけではないので参考程度にお考えください。
例えばベンチャー企業はトップダウンでスピーディーな決断ができるのが良いところなので、上の条件は当てはらまないですがホワイトの可能性もあります。
筆者は筆記試験や作文が苦手な事もあり、そういった会社を避けて就活や転職活動をしていましたが、簡単に入社できる会社よりもハードルを越えて入社する会社の方がキチンとした人が多いという事にようやく気づきました。
ハードルを越えればライバルも少なくなるので逆にチャンスだと考えてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。