就活でも転職活動でも会社選びの際に異動があるかないかも重要な要素の一つです。
求人を見て年間の休日数も多くて年収も高い!と思ったら全国転勤がある仕事だったり、条件としてはかなり大きなウェイトを占めると思います。
筆者は初めて異動が多い会社に勤めていますが、正直面接の段階で言われた時は気が進みませんでした。
もちろん前向きな返答はしますが内心では環境を変えずに同じところで腰を据えて働きたいと考えていました。
しかし実際に働いてみると異動が多い会社の方がメリットが多いのだと気づきました。
今回はそんな筆者の体験談から異動の多い会社のメリットを書いていきます。
今回の結論を先に書くと「異動があると適性が活かされ、人間関係も円滑になりやすい」です。
異動が多い会社のメリットを体験談を交えて書いてく
1.異動が多いメリット
実際に異動が頻繁にある会社で働いてみてわかったメリットを書いていきます。
ちなみに筆者の会社は転居は伴わず、都内の拠点が範囲で早ければ1年で異動がある環境です。
メリット①:適性や能力を活かしてもらいやすい
人物の適性や能力、上司や同僚との兼ね合いや年齢層を加味して異動が行われるので気持ち的に楽に働けていると思います。
仮に人間関係のトラブルがあったとしてもその二人を合わないようにバラバラさせることもできるので、人間関係で躓いてもリカバリーできる可能性が高いです。
過去に異動のない中小企業に入って上司と合わなくて思ったのは「会社を辞めなかったら一生この関係性のままか…」という事でした。
仮に一時的に合わない上司でも数年間我慢すれば済むと思うと耐えられますし、ビジネスライクに徹する事ができます。
メリット②:聞いたり教えたりする環境が自然に出来る
新しい環境で仕事をする機会は増えますが、それは先輩後輩関係なく全員が同じなのでわからない事や知らない事を聞いたり教えたりする環境が自然に出来上がります。
下の立場の人間でも上の立場の相手に教える機会が出てくるので、きちんと説明できるように仕事の内容を把握することにも繋がります。
仕事上で良い環境になると人間関係も自然と良い方向に流れて行くのでギスギスする事が少ないように思います。
また、担当者が変わる事が多いのでスムーズに引継ぎができるマニュアルやシステムが構築されている事も良いポイントだと感じました。
メリット③:人間関係が停滞しない
同じ環境にずっといるわけではないので派閥やいじめのようなものが出来にくいです。
適度なタイミングで人間関係の再編成が行われるので良い距離感を保つ事ができるようです。
所謂お局様のような人もいるにはいますが、予めいじめが発生しないような年齢層の社員を同じ拠点に配置したり、しっかりと管理できる上司を置く事でコントロールしているようです。
2.異動に関する事前の要確認箇所
異動にメリットは感じていますが確認するべきポイントもあります。
ポイント①:頻度はどれくらいなのか
頻度が多いと一つのところに留まる時間が短いという事になります。
環境に慣れるまで時間がかかる人や腰を据えて働きたい人は3年スパン以上が良い等、自分で基準を設けておきましょう。
ポイント②:転居を伴うのか、希望は通るのか
一口に異動と言っても地域の決まった中での異動や転居して日本全国や世界各国…という場合もあります。
独身の場合であればまだ気にすることは少ないかもしれませんが、将来的に結婚を視野に入れたり親の面倒を見る予定という方は転居を伴う異動はネックになる可能性が高いです。
転居を伴う異動がある会社であれば異動をしないという選択も可能なのか合わせて確認しておくと生活スタイルが変わった場合でも安心して働き続ける事ができます。
大体は求人を確認するときに把握できますがわからなければ面接の逆質問の時に意欲を見せながら確認するのが良いと思います。
3.今回の屍ポイント
今回は異動の多い会社のメリットを書いてきました。
まとめると
- 能力や適性を活かしてもらいやすい
- 聞いたり教えたりする環境ができやすい
- 人間関係が停滞しない
- 頻度や転居の有無は要確認
となります。
過去に幾度となく転職活動をして失敗してきましたが、求人を選ぶ時に異動がない会社に絞っていたことも要因の一つなのかもしれません。
腰を据えて働けるのも魅力ですが、それ以上に人間関係や環境を優先した方が結果的に自分にとって長く働きやすい職場に近づくのだと思います。
もしこれから転職活動や就職活動を始めようと思われてる方の参考になれば嬉しいです。
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