筆者はワードローブの効率化を常に考えています。
以前に記事にしたことがあるのですが、どのボトムスが一番効率が良いのかを考えたときの結論は「紺のスリムジーンズ」でした。
汎用性や耐久性を考えると最適解だと思っていましたが、最近は「紺のスラックス」を毎日穿いています。
なぜジーンズからスラックスに変えたのかと、変えてわかったメリットとデメリットをお伝えします。
今回の記事を一言でいうと「スラックスはキレイめに振れてバランスを取りやすく合わせやすいが耐久性は気にする必要がある」です。
紺のスリムジーンズについての考察はこちら↓
ミニマリストがオンオフ兼用にセットアップのスラックスを選んだ理由
1.スラックスに変更したきっかけ
ミニマリストになってから4年位経ちますが、だいたい私服の時は紺のスリムジーンズを穿いてきました。
ほとんどトップスを選ばなかったり、耐久性がよかったり、経年変化を楽しめたり……と大好きなボトムスでした。
欠点はカジュアルに振ってしまうということと、トップスにデニムを持ってきづらいという事でした。
ワードローブを絞るときに真っ先に減らすのは「靴」だと考えています。
靴は用途や履き心地がはっきりしていて、靴に合わない服は沢山あります。
まずは靴を厳選して、それに合うボトムスを選び、それに合うトップスを選び、それに合うアウターを選ぶのがワードローブを減らすコツだと考えています。
筆者は合わせやすく、歩きやすく雨に強いという条件で絞ったのでローテクのレザースニーカーになりました。
ローテクのレザースニーカーなら割と何にでも合いますが、カジュアルなアウターにジーンズを合わせるとカジュアルに振りすぎてしまい、バランスが悪くなる気がしていました。
そこでキレイめな要素として考えたのがスラックスでした。
スラックスであれば他がカジュアルでもバランスが取りやすいだけでなく、仕事の際もがちがちのスーツスタイルではないため、セットアップにすれば使えると思ったからです。
2.スラックスにしてわかったメリット
実際にジーンズからスラックスに変えてわかったメリットとデメリットを書いていきます。
メリット①:穿き心地の良さ
最近はストレッチの入ったジーンズが増えたとはいえ、スラックスも高機能でストレッチ素材でかつ綺麗に見えるものが多いです。
家で洗えるスラックスであれば洗濯もネックにならないのでハードルが下がります。
メリット②:キレイめのバランスの良さ
上述していますが筆者はオフではレザースニーカーを履きます。
アウターはライダースジャケットとダウンジャケットを着るためカジュアルな傾向が強いです。
ここでスラックスを合わせるとバランスが取りやすくなります。
アウターを脱いでも何でもないセーターにスラックス、スニーカーでなんとなくキレイめで上品な組み合わせになります。
メリット③:ワードローブの圧縮
セットアップのスラックスであれば仕事兼用として使えるためカジュアル用としてスペースを取らずに済みます。
ジーンズを穿いていた頃は狭いクローゼットに吊るしていると他の衣類に色移りしないか心配でしたが、そういった悩みからも解放されました。
3.スラックスにしてわかったデメリット
一方でデメリットもあります。
デメリット①:耐久性で劣る
これはあくまでジーンズと比較してですがアクティブなシーンには不向きです。
筆者の生活スタイルはあまり活動的ではなく、友人と食事に行ったり、カフェでのんびりしたりする事がほとんどなので、ジーンズからスラックスに変えても今のところデメリットを感じていませんが、アクティブなシーンが多い方にはお勧めできません。
デメリット②:ガシガシ洗えない
ジーンズの利点はガシガシ穿いてガシガシ洗えるというところですが、いくら家で洗えるスラックスであってもジーンズと同じようにはいきません。
手洗いで優しく洗ったり洗濯機で脱水する時も短めにしてシワが付きにくいようにするケアは行っています。
汚れたりする場面がある場合では別のアウトドア用のパンツを用意しておくのも一つの手でしょう。
デメリット③:消耗が激しくなる
キレイめで合わせやすくなりワードローブの圧縮も可能になる反面、私服でも仕事でも着用すると必然的に消耗が激しくなります。
筆者は陰干ししてシワを伸ばしたり洗濯する時間を設けるために2本同じスラックスを用意して穿き回しています。
単純に本数を減らすのであれば毎年買い換えるというのも良いと思います。
4.今回の屍ポイント
以上のようにジーンズからスラックスに変えるとメリットは多いように感じています。
ただ、まだトライアルで数ヶ月しか行っていないため一年を通して考察する必要があると考えています。
2021年2月現在もスラックスを合わせていますがとても快適です。
ナノユニバースから出ているダメリーノは伸縮性があり皺になりにくく洗濯も家で可能なのでとてもおすすめです。
ポイントをまとめると
メリット
- 穿き心地が良い
- キレイめでバランスが取りやすい
- ワードローブの圧縮も可能
デメリット
- 耐久性に劣る
- ガシガシ洗えない
- 消耗が激しくなる
となります。
上には書いていませんが、ジーンズは色移りを避けられないのでスニーカーや白シャツなどと合わせると少し神経を使っていましたが、そういった意味ではケアが楽といえるかもしれません。
もちろん、生活スタイルや嗜好によってベストなボトムスは変わってくると思うので一例としてワードローブについて考えるきっかけになれば嬉しいです。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。