俺の屍を越えていけ!!!

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パワハラの事例と対処法を体験談から書いてく

筆者は転職回数が4回と多いです。

お恥ずかしい話ですが職場の人間関係、それも上司と折り合いが付かず辞めることが多かったです。

折り合いといっても、特に筆者は目立つタイプでも反抗するタイプでもなく我慢するタイプなので攻撃するターゲットにされてしまうことが多かったように思います。

 

モラハラやセクハラの体験談はこちら↓

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今回は零細企業に就職してしまった筆者のパワハラの体験談と対処法を書いていきます。

企業の規模や環境が違うので全てに当てはまるわけではありませんが、参考例の一つとしてお考えください。

 

今回の結論を先に書くと「パワハラは相手にするだけ無駄なので異動が無理なら転職しよう」です。

 

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パワハラの事例と対処法を体験談から書いてく

 

 

1.会社の概要と徴候

まず筆者がパワハラにあった時の会社の特徴を書くと、

  • 従業員数6人
  • 社長の思いつきで全て決定する
  • 人事、総務、経理兼任の事務長は外部委託
  • 同族経営のため従業員の一人は親族

という形でした。

 

面接の時には社長と事務長の和やかな雰囲気に流されたまま即採用されてしまい、会社を先に辞めてから転職活動をしていた筆者は内定欲しさに承諾してしまったのでした。

 

退職してからの転職活動はこちら↓

  

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内定が出たのも束の間で、内定承諾書を提出した瞬間から社長と事務長の態度が一変しました。

面接の時には遠方だと伝えていたので入社日は柔軟に合わせるという話でしたが入社日は絶対に動かさないという強い念押しをされました。

 

この時点で離職が相次いで人手不足が顕著だったようですが筆者は言われるがまま物件を急いで決めて入社日に間に合わせました。

 

当たり前ですが、内定を承諾した時点で態度が変わるのは確実にブラックです

 

ブラックを踏まないように面接時に見極められるようにしておきましょう。

 

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そんなバタバタの状態で入社した筆者を待っていたのは地獄でした。

入社していきなり社長に言われたのは「9時から勤務時間だけどベテランさんが8時には来て掃除してるから君は7時半には来て」という事でした。

当然給料は出ませんし、拘束時間だけが長くなります。

 

入社してわかったのは親族以外の社員全員の3年以内の離職率がほぼ100%の会社でした。

 

2.実際のパワハラと行った対策

ではここからは実際に行われたパワハラを書いていきます。

 

パワハラ①:飲み会に来ないと冷遇&無視

上述しましたが、筆者は遠方からの転職で入社日を決められてしまったため、引越しもままならず仕事終わりに物件を決めたり鍵の受け取りをしなければならない状態でした。

 

そんな中、鍵の受け渡し日と歓迎会が重なってしまい事前に「引越しの手続きがあるからその日は行けない」と伝えていましたが、当日になり激昂され、翌日から冷遇と無視が始まりました。

 

厄介なのが、親族の社員を巻き込んで全員で無視するように指示している為誰にも仕事を教えてもらえない状態がしばらく続きました。

 

しかし他の社員にも満遍なくパワハラをしていたのでターゲットが変わる瞬間があり、無視され続けても自分から話しかけ続けたり質問し続ける事で孤立する事はありませんでした。

 

 

パワハラ②:理由なく客前で叱責

二つ目は叱責ですが、全くいわれのない理由で客前で叱責されました。

 

事前に資料を顧客にメールで送付しておき、応接時にそれを見ながら社長自ら商談を行うのですが、顧客が持ってくるのを忘れてしまった場合でも、持って来ない=お前が送っていないという理論で客前で怒鳴られた挙句、頭を下げさせられました。

 

叱責する理由はなんでも良く単なるストレス発散のようでした。

 

パワハラ③:体調不良で休むと罵倒

ある日急にめまいがして起きれなくなり、休む連絡を入れましたが電話口で罵倒、翌日出社しても罵倒の嵐でした。

その段階で元々いた社員が2人辞めていた事もあり皺寄せが自分を含めた4人に集中していた時期でした。

半分洗脳状態になっていたのもありますが「体調不良になってしまった自分が悪いんだ」と責める日が続きましたが、友人に相談すると会社がおかしいという事に気づかされました。

 

閉鎖的な環境で攻撃を受け続けていると正常な判断ができなくなるので、友人でも家族でも良いので会社外に相談する相手を作ることが有効です。

 

ブラックな会社は劣悪な職場環境で人が辞める→残された人間に負担が集中する→残された人間が限界を感じて辞める→という悪循環のスパイラルを持っています。

確かにポンポン休むのは社会人としてはダメかもしれませんが、一人休んだ程度で回らなくなる会社は体制がおかしいと考えるべきです。

 

パワハラ④:本採用拒否をチラつかせる

ボロボロになって働いて毎日働いていましたが、まだ半年間の試用期間中でした。

上京したて+転職して間もない事もあり「なんとかこの会社にしがみつかないと」という気持ちでやってきましたが、

毎日のストレス発散のための罵倒+ありもしないミスの謝罪を強要され、逆らうなら本採用を取りやめるという脅しをかけてきました。

 

その時に心が折れて辞めることを決意したのでした。

 

零細企業全てがそうだとはいいませんが、ワンマンな会社に入ると決定権全てを持っていますし、逃げる術がありませんのでパワハラのターゲットにされるとほぼ詰みです。

ある程度の規模の会社であれば違う部署や別の営業所があるはずなので、異動が可能な環境であれば早くに異動を願い出ましょう。

筆者も上司にあたる事務長には相談しましたが「事務処理を外部委託されているだけなので自分には関係のない話だ」といって相談も意味がないような状況でした。

 

対処法としては

  • 孤立しないように仲間を作る
  • 外部に相談
  • 異動を願い出る
  • 転職を視野に入れる

ということを念頭に置いておくと良いと思います。

 

反抗したところで関係性は良くなりませんし、会社内の立場が下だと勝ち目はありません。

余程負けず嫌いで徹底的に闘いたい性格であればいいかもしれませんが、時間がかかってしまうので環境を変えるのが手っ取り早いと思います。

 

筆者は辞めた後は全く後悔していませんし4年近く経つ今でも、もっと早くに辞めればよかったと思っています。

 

3.今回の屍ポイント

今回は零細企業で受けたパワハラの体験談を書いてきましたが、まとめると

  • 零細企業だと権力が集中する
  • パワハラを受けても逃げる術がない
  • 閉鎖的な環境で受け続けると洗脳状態になるので外部に相談する
  • 異動を願い出る
  • 早めに見切りをつけて転職する

となります。

 

 

大きい会社のパワハラと零細企業のパワハラは性質が全く異なります。

異動があったり相談窓口が設けられていたりすれば打開する突破口が見つかるかもしれませんが、逃げ道がない場合もあります。

 

そういう場合は時間の無駄だと切り替えて転職する事をお勧めします。

 

 

仕事は人生の大半ともいえるので、自分に合った職場を探すのは悪くないと思います。

最低でも3年とはよくいいますが、その人の環境を考慮しない一般論に過ぎないので、逃げ癖がつかない程度に辞めて次を探すのは素晴らしい事だと思います。

 

誰かの何かのお役に立てれば幸いです。