筆者はホワイト企業に約5年勤めています。(2023年時点)
完全週休二日制で残業はほぼ無し、有給も取りやすい環境です。
転職する前は休日出勤で休みが潰されたり、裁量労働制で残業代というものが存在しないパターンがあったので有難みを噛みしめています。
仕事にも慣れ仕事が増えてきて充実して生きていますが、残業がない会社のメリットとデメリットもわかったので書いていきます。
残業が少なそうな会社を狙っている方の参考になれば幸いです。
今回の結論を先に書くと「プライベートの時間に余裕はできるが仕事を時間内に上手く捌いていく必要がある」です。
残業がない会社で働いてわかったメリットとデメリットを書いてく
1.筆者の労働環境
前述しましたが、筆者の労働環境は
- 完全週休二日制
- 残業ほぼ無し(年間1時間程度)
- 有休消化しやすい
- 8時半~17時15分が定時
という環境です。
残業は発生しないというよりも、仕事が残っていても残業させてもらえないような環境です。
上司はその上司から細かく部署内の残業時間の管理をされているため、翌日までにしなければならない仕事や突発的に対応しなければならない仕事の場合以外は残業が認められません。
近年では働き方改革によって残業したくてもできないという環境が増えてきているので、物足りないと思う方もいらっしゃるかもしれません。
実際にもっとバリバリ働きたいと思って退職する方もチラホラ見かけます。
2.残業がない会社のメリット
ここでは5年働いてわかったメリットとデメリットを書いていきます。
メリット①:早く帰れる
何といってもこれが一番嬉しいです。
仕事は嫌いではないですが、やはり仕事から解放されている時が一番リラックスできます。
筆者は職住近接を試みているので、帰宅してから晩御飯を自炊してもゆっくりするだけの時間があり、お金の余裕はありませんが時間に関してはゆとりのある生活ができています。
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メリット②:予定や見通しが立てやすい
稀に取引先に行く、予定外の問い合わせなど突発的な残業が発生しますが、ほぼそういったことがないため友人と会ったり用事を済ませるなどの予定が立てやすいです。
また、趣味や習い事などに時間を作りやすいため挫折する確率が減ります。
数ヵ月単位で趣味の計画を立てることも可能です。
筆者は自炊やウォーキングを趣味として続けています。
3.残業がない会社のデメリット
一方でデメリットもいくつか感じました。
デメリット①:給料に変動はない
残業が40時間程度あった会社だと残業代だけで少し儲けた気になっていましたが、現在の会社では残業代が発生しないため給料が毎月同じです。
基本給や手当が高い会社であれば時間にもお金にも余裕がある状態になりますが、筆者の会社は基本給や手当が少ないので、学生ほどではないにしろ時間はあるけどお金がない状態になります。
今はお金のかからない趣味も多いので、筆者は自炊やブログ更新のようにお金をかけずに楽しむ術を試行錯誤しています。
筆者は元々ファッション関係に給料をつぎ込んで「モノ」を所有することで幸せを感じるタイプだったので、初めのうちは苦痛でした。
欲しい物が沢山あったり遊ぶお金が沢山欲しい場合は残業が多くてもきちんと残業代が出る会社に行って収入を増やす方が結果的に幸せだと思います。
デメリット②:仕事は増えても処理する時間は増えない
これは働き始めるまで気づきませんでしたが、残業がないということは定時の時間内に全ての仕事を終えなければなりません。
仕事量が増えても仕事ができる時間は増えないため、少し無理をして残業して…という調整ができず、仕事に優先順位を付けて効率よく仕事を片づけていくことが求められます。
一般の会社と比較して圧倒的に業務量が多いわけではありませんが、仕事が溜まって雪だるま式に仕事に追われている先輩もいるので自分のキャパシティーの中でどれだけこなしていけるかが問われます。
他の方がこなしている仕事を自分がこなせない場合、評価が一気に下がってしまうことになるのでマイペースでゆっくりと時間をかけたい方には不向きといえます。
4.今回の屍ポイント
以上のように残業がない会社で働いたメリットとデメリットを書いてきました。
ポイントをまとめると
メリット
- 早く帰れる
- 予定や見通しが立てやすい
デメリット
- 給料が増えることはない
- 仕事は増えても処理時間は増えない
となります。
働く前は残業がない事によるデメリットがあるとは思いませんでしたが、残業しても良いという環境ではなく残業を推奨しない会社が増えてきているので、いかに短い時間で仕事をこなしていけるかが重要だと感じました。
残業代があっても当たり前に残業手当が出る会社にいた時は気づきませんでしたが、残業がないと支給される給与が増えることがないので、時間に余裕があってもお金に余裕が生まれない可能性があります。
また、仕事以外の時間が増えるため仕事に関する勉強や趣味や習い事をする習慣をつけなければ時間を持て余してしまうことが考えられます。
筆者の同僚や先輩は家族と過ごす時間が大切なようで、そこに幸せを見つけているようです。
残業がない会社がホワイトとは断言できませんが、よりよい環境に転職するのも選択肢の一つです。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。