筆者は数学が苦手で、文系三流私大卒業です。
周りにも同じような人たちが集まり、就職活動の際は「文系だから営業しかないよね」という話で持ちきりでした。
実際に、バイトで一緒だった同期や高校の頃の友人などは9割営業職に就いているようです。
かく言う筆者は営業職を経験したことがありません。(正式には1社目は営業職でしたが2週間で退職しています)
元々営業職に向いていないと思っていた所があり、営業職に就かないようにするにはどうすれば良いのか?を考えて仕事を選んできました。
今回は選択肢がないと思われている文系卒でも営業職以外に就けるポイントを書いていこうと思います。
※文系でも超優秀な方はおります。私のような三流の生き方としてご参考にしてください。
今回の結論を先に書くと「非営利団体もしくはインフラ系を狙おう」です。
文系でも営業以外に就職するポイントを書いてく
1.営業以外に就職するには
そもそも営業職が存在するかというと「会社の売り上げを増やして利益を上げるため」ですね。
自社の商品やサービスを売り込むことで消費者や会社にメリットを感じてもらい、購入してもらう。その結果利益を出す…ということですが、営業職と一括りにしても新規開拓でノルマがキツイところや既存のお客様に提案していくスタイルなど多様です。
専門的な資格が必要なく、その会社に入り知識をつけて売るためのノウハウを覚えていくことができるという点で文系出身の方はかなりの割合で営業職に就かれるのではないでしょうか。
つまり、営業職は商品やサービスを売り込んで利益を出す必要がある会社に必要な存在ということになります。
言い換えると非営利の組織や売り込まなくても利益が出る会社を狙えば文系でも営業職に就かなくて良い可能性が出てきます。
2.非営利団体やインフラ系が狙い目
筆者はこの「自社の商品やサービスを売り込むことで消費者や会社にメリットを感じてもらい購入してもらう。その結果利益を出す」という行為に絶望的に向いていないと感じていました。
そして非営利の団体…所謂公務員や団体職員などの中の「インフラ系」が良いのではないかというものでした。
極端な例ですが公務員は営業活動しなくても仕事はあります。
それと同じ考え方で選択肢を増やしていきました。
コロナ禍になってから「エッセンシャルワーカー」と呼ばれる職種の特集がありましたがまさに「社会にとって必要不可欠な仕事」に絞って考えました。
具体例を挙げるなら「郵便局、鉄道、病院、学校」などです。
そういう視点で私は社会インフラに関係する団体職員を目指し、転職することにしました。
3.インフラ系のメリットデメリット
インフラ系のメリットは
- 基盤が安定している
- 収入も安定する
- 営業活動がないためギスギスしない
といったところがあります。
言ってみれば固定客がひっきりなしに来る状態が常にあるわけですから従業員の待遇も安定しますよね。
逆にデメリットは
- 休みが不規則
- 勤務時間が不規則
- 営利会社よりも楽だと思われがち
- 試験時に筆記試験や作文などを行う傾向がある
これは職種によりますが、インフラ系の仕事は世間が休みでも回し続ける必要あがあるため全員で休みを取るという形ではなくシフト制の場合があります。
鉄道は年末年始でもゴールデンウィークでも動いてますよね。
病院も夜間の救急外来があるところはその時間も人が働いているということです。
4.選考においての対策
選考において感じるのは普通の会社より応募する人数が多い為か筆記試験や作文を実施するところが多いです。
しかも、企業でよく使う「SPI」だけではなく独自の試験問題や常識問題、時事問題が多かった印象です。
ふるいにかけるという意味合いもあるかもしれませんが、「一般常識がある人を欲している」という意味合いが強いように思います。
選考の対策として新聞を購読されるのをお勧めします。
新聞は継続性が必要ですが常識問題や時事問題や作文に強くなります。
選考についての記事はこちら
5.今回の屍ポイント
- 非営利団体やインフラ系を狙え
- 安定した基盤でもデメリットは少なくないため見極めが必要
- 筆記試験を突破する必要があることが多い
- 時事対策は新聞購読が良い
となります。
特に理由がなくても筆記試験を苦手に思う人は少なくありません。
そこで少しの差がつけば一気に有利に運ぶことができるので対策を行う事をおすすめします。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。