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転職エージェントの活用法を書いてく

筆者はこの記事の執筆時点で20代後半ですがこれまでに4回転職しています。

かなり多い部類だと自覚していますが転職活動は毎回不安なものです。

転職サイトに登録したりハローワークの求人に応募するのが大方の流れですが、これらと並行して転職エージェントを利用する方法もあります。 

 

今回は転職エージェントを過去に3回利用してきた成果と、有効な使い方を書いていきます。

 

結論を先に書くと「エージェントの当たり外れを見極めつつ、まず職務経歴書と履歴書の添削をお願いする

 

 

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転職エージェントの活用法を書いてく

 

 

1.前提として転職エージェントとは

そもそも転職エージェントは何かという話ですが、人材紹介サービスで「転職活動を自分1人で進めていくのが大変だ」「どのような企業が自分に合っているかわからない」「自分の強みがはっきりしない」といった方のサポートを行う仕事です。

エージェントは求職者と企業の間に入って上手く成約(内定)が得られれば企業から謝礼(紹介料)を受け取るシステムです。

転職サイトに登録するのと同じで私たち利用者はお金を払う必要はありません。

 

一口にサポートといっても、職務経歴書の添削や企業との日程調整、内定後の待遇の交渉など多岐に渡ります。

大手の転職サイトのエージェントサービスもありますが、転職エージェントを専門に行なっている会社もあるので並行して複数のエージェントを利用する方が得策です。

 

転職エージェントを専門にしている会社は特に通常の転職サイトや求人雑誌には載っていない「非公開求人」を持っていることが多いので、良質な求人や自分の条件に合う求人が見つかる可能性が高いです。

なんとなく聞いたことがあるけど利用したことがないという方は時間を見つけて無料の面談に行ってみましょう。

面談と言っても堅苦しい面接などではなく個室でリラックスして話すような雰囲気です。

 

2.実際に何社か利用してみた感想

実際に筆者が利用した感想ですが、「担当者によってばらつきがある」という感じでした。ここからは実際の流れを見ていきます。

 

ステップ①:書類の添削

職務経歴書や履歴書を事前にデータで送ったり持参して現状を相談しつつ書類の添削をしてもらいます。

書類を添削してもらうのはあくまで求人に応募するための付帯サービスであるため、そのままの流れで書類選考に応募することが殆どです。

客観的な第三者の意見を聞くことができ、応募書類のクオリティーは間違いなく上がるのでこれを目当てに面談に行ってもよいのではないかと思います。

 

ステップ②:求人への応募

いよいよ求人へ応募していく流れになりますが、自分の中で「軸」が決まっていないと大量の求人を持って来られることになり選別にかなりの時間を要します。

この時点で多くの場合は志望していない業界も大量に応募するよう勧められます。

書類選考の通過率を上げて転職活動を長引かせないこと、面接に慣れることを理由に勧められますが、無理に応募する必要はありません。

 

筆者はその場の雰囲気に流されてしまい職種と待遇だけを見て大量に応募してしまいましたが、いざ書類選考が通っても志望度の低い会社への志望動機をそこから考える必要があり、面接は失敗し時間も交通費も無駄になってしまったことがありました。

 

あえて面接の練習をするというのであれば良い手かもしれませんが、その企業に迎合した薄い志望動機を考える事に時間を費やして転職の軸をブレさせてしまうことに繋がる可能性があります。

 

ステップ③:ネット経由で求人の紹介、応募

エージェントの利用を継続する意思がある場合は、転職サイトを同じ形式で専用サイトに登録して求人への応募や担当者とのやり取りをしていくこととなります。

ある程度希望条件に当てはまる求人を送ってもらえるのでサイトを毎日覗く手間を省くことができます。在職中の場合はかなり助かるサービスだと感じました。

 

ただ、人によっては全く連絡をくれないようなエージェントもいました。

恐らく他の求職者の方が内定の見込みがあると判断して見切りを付けれられたということだと思います。

 

仮にインターネットの評判が良くても担当者が合わないとスムーズに転職活動が進まないので、合わないなと思ったらすぐに他のエージェントを探しましょう。

一社しか利用してはいけないという決まりはありませんし、担当者に義理立てする必要もありません。

 

  

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3.効果的だった活用法とメリット

エージェントを利用するメリットを詳しく書いていきます。

 

メリット①:職務経歴書の添削

職務経歴書は転職活動において必ずと言っていいほど提出を求められます。

ある程度決まった職務経歴書の書き方やルールがあるためどの会社でも担当者でも良いアドバイスをもらえました。

 

筆者が指摘されたのは

  • 無意識に業界の専門用語を使っていないか
  • エピソードは具体的な数字を交えた方がわかりやすい
  • 元号や西暦は揃えければいけない

といった内容でした。

一見するとどれも当たり前のことなのですが、自分一人の目では見落としがちなので第三者の目で見てもらうという点でもオススメです。

 

職務経歴書の添削のタイミングは担当者と初めて顔を合わせて求人を紹介してもらう前の面談の段階なのでそこで切り上げて求人は家で吟味して応募するのも一つの手だと思います。

  

メリット②:不採用の理由が分かる

面接に落ちてしまった場合でも、エージェント経由であれば「不採用にした理由」を聞くことができ、次の面接に活かすことができます。

あくまで「表面上の理由」の可能性もありますが、普通の面接ではフィードバックは行われないのでメリットといえるのではないでしょうか。

 

単純に求めているスキルがないという理由であれば切り替えるしかありませんし、マナーや作法的な問題であれば直すきっかけになるので貴重なのではないかと思います。

 

メリット③:条件面の交渉をしてくれる

転職では明確な基準で給与が決められているわけではなく、その人物の能力や過去の経験によって決まる場合がほとんどです。

 

また、個人対企業だと条件面は言い出すことができなかったり気後れする部分があると思います。

エージェントは内定が出た求職者に入社してもらって利益が出るので、しっかりと要望をエージェントに伝えて少しでも自分に有利な条件で入社しましょう。

 

筆者の場合は、結果的にはエージェント経由ではなく自力で内定を取ったので、条件面の交渉を行ってもらったことはないですが条件面の交渉についてはかなりのメリットがあるように思います。

 

 

 

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4.今回の屍ポイント

今回の内容をまとめると

  • 担当者を見極める
  • 転職軸をブレさせない
  • 職務経歴書の添削をしてもらう
  • 面接のフィードバックに使う
  • 条件面の交渉をしてもらう

となります。

 

面談自体は無料で水やクオカードをタダでもらえたりしますので気分転換のつもりで行くのも悪くないと思います。

一人で転職活動をしているとネガティブになりがちですので人と話すだけでもよい方向に行くことは間違いないです。

 

職務経歴書の添削から求人の紹介までをお願いすると2、3時間はかかると思うので、時間に余裕を持って行きましょう。

自分一人で抱え込むよりも良いアドバイスを聞ける可能性があるので、迷ったらまずは覗いてみる事をお勧めします。

 

誰かの何かのお役に立てれば幸いです。