数回の転職を経て現在の団体職員の仕事を始めて一年が経過しました。
今回は一年働いて分かったメリットとデメリットを考察します。
また、まったりと言ってもどれくらいの業務量なのか休日なのかをお話しします。
今回の結論を書くと「時間に余裕はあるけどモチベーションを保つのが難しい」です。
20代でまったり団体職員に転職して一年経ってわかったメリット・デメリットを書いてく
1.実際に働いて分かったメリット
メリット①:労働時間の短さ
労働時間に関しては定時が9:00~17:00で残業はほぼ無しと絵に描いたようなまったり度合いです。
何より突発的な事がない限りは残業が発生しないような仕組作りや余裕のある従業員数などホワイトであることは間違いないと思います。
繁忙期は一応あるものの業務時間内に仕事を終わらせることが可能な程度であるので一年を通して忙しさに波があるようには感じません。
メリット②:有給の消化のしやすさ
筆者の会社は正社員で一年間普通に勤務するだけで20日有給が付与されます。(私の場合は年度の途中の入社であったため半分の10日が付与されました)
法改正で、使用者(会社)は従業員に年間5日以上の有給を消化させなければならない事になっている事も後押しして非常に有給が取りやすい環境です。
過去にシフト制の会社に勤務していた時は何とか申請しても他の方のシフトの兼ね合いで希望日に休みが取れなった事がありましたが、シフト制ではなく全員が土日祝休みであるため余程の理由がない限りは申請通りに有給を消化できます。
有給休暇の制度があっても使うことを認めない経営者や会社も経験しているので本当にありがたいと感じています。
「時間に余裕を持てる」のがメリットだと言い換えられます。
2.実際に働いて分かったデメリット
良い事ばかり書いてきましたがもちろんデメリットもあります。
デメリット①:年功序列の傾向が強い
これに関しては日本の企業体質といえるかもしれませんが、堅い会社ほどこの風潮は残り続ける可能性が高いと思います。
管理職にならない限りは年齢による固定昇給が決定しているためやる気を出しても出さなくても同じだという考え方にベクトルが向きがちです。
仮に30年働いている先輩より多く仕事をこなして結果を出したところで多少の査定には影響があるものの年功序列をひっくり返す事はできません。
また、営業職ではないため個人成績のような明確な指標が存在しないため従業員同士の差がつきにくいのが現状です。
デメリット②:縁故採用者や天下りが多い
団体職員と一言で言っても多岐にわたりますが、その業界ごとに特化している反面、縁故で入社して能力に関係なく例外的にとんとん拍子で出世する・・・ということが当たり前に起こります。
また、上層部は同じ業界からの天下りで入れ替わる事も少なくありません。
こればかりは自分でどうにかできる問題ではないですが、狭い業界だからこそのデメリットと考えています。
結果さえ出せば認められてどこまでも出世していくという形態ではないためベンチャー志向の方は苦痛に感じることが多いでしょう。
これらの2つのデメリットを言い換えると「モチベーションを保つ事が難しい」と言えます。
3.今回の屍ポイント
今回は筆者が団体職員として一年働いて分かったメリットとデメリットを書いてきました。
まとめると
メリット
- 時間に余裕ができる
- しっかり休みや有給が取れる
デメリット
- 年功序列など古い体質が見られる
- 縁故採用や天下りが多い
となります。
全ての団体に当てはまるわけではありませんが、一つの例として参考にしていただければと思います。
仕事に生き甲斐を感じたり収入を重視する場合はまったりはオススメできないですが、マイペースにコツコツ仕事をして私生活も充実させたい方にはおすすめです。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。