服以上にサイズ感がシビアなのが靴ですが、実店舗が近くになかったり家でゆっくり試着したい方にとっては通販の方が良いという場合もあると思います。
筆者はまさにそのタイプで店員さんの前だと焦って決めてしまう習性があり後からサイズミスしたと気づくことが多いです。(フィッティングに関して適当な店員さんも少なくないです)
今回記事にするのはZOZOからリリースされたZOZOMATで、専用のシートの上でスマホのカメラを用いて足の大きさを3Dで計測し、推奨サイズや足にあった靴を教えてくれるというサービスです。
以前にZOZOスーツがありましたが、あれと同じでビッグデータとしてプライベートブランドに繋げていく方向性なのかもしれません。
今回はZOZOMATの使い方と精度のレビューを書いていきます。
今回の結論を先に書くと「計測は2〜3分で可能で、革靴ならハーフサイズ下がおすすめ」です。
ZOZOMATが届いたので使い方と精度のレビュー
1.使い方
マットといっても紙製のシートで普通の封筒に入って届きます。
計測はZOZOTOWNのアプリを使用するのでダウンロードが必要です。
アプリを起動したら性別と名前と生年月日を登録します。
これはビッグデータとして集計する目的があるのだと思います。
チュートリアルの動画が1分くらいあり、やり方を説明してくれます。
チュートリアルが終わればZOZOMATを床に広げて左足から計測していきます。
画像のような角度で様々な方向から撮影して計測をしていきますが、読み取れない場合などは音声が自動で指示してくれるので迷うことはありません。
スマホのカメラを向けなければならないので、かかとの方からの撮影は少し手こずりましたが両足でも2〜3分で計測が完了します。
2.精度と手持ちの靴との比較
計測が完了すると大まかな全体のサイズだけでなく、
- 足長
- 足幅
- 足囲
- 足甲高さ
- かかと幅
の数値がわかります。
また、指先の形や左右の比較のデータも出てきます。
ここまで細かいデータを計測できるのは専門のフィッターさんがいるようなお店くらいだと思っていたので驚きました。
計測が終わると足に合うおすすめの靴を出してくれたり、靴別に相性度を出してくれます。
ちなみに筆者が愛用しているコンバースのジャックパーセルを見てみると相性度は90%で、
データ上は26.5㎝が合っているとのことでした。
実際に26.5㎝を履くと小指が当たって痛いので27㎝を履いていますが、誤差といえる範囲内だと感じました。
また、仕事の革靴はジャランスリワヤを愛用していますが、データを確認すると相性度は78%で、データ上は26.5㎝が合っているとのことでした。
ジャランスリワヤの26.5㎝は7.5に相当するので、現在筆者が履いているサイズとぴったりということになります。
しかし実際に履き込んでいくと7が丁度良いサイズです。
これもハーフサイズ程度の誤差なのでクオリティーが高いなと感じました。
3.今回の屍ポイント
今回はZOZOMATの使い方と精度のレビューを書いてきました。
ポイントをまとめると
- 計測は両足でも2〜3分で計測可能
- 足長だけでなく様々なデータがわかる
- 精度はかなり高い
となります。
想像よりも計測が簡単で、音声でガイドもしてくれるので誰でも使える良いサービスだと感じました。
若干の誤差はあるものの、革靴のフィッティングに関してはキツめを買って履いているうちに丁度良くなるという形なので、機能を活かすにはどちらかというとスニーカーの方が参考になるように感じました。
相性度を出してくれる靴の種類はまだそこまで多いわけではないので、お目当ての靴がない可能性があります。
スニーカーに関してはメジャーなブランドのコンバースやニューバランスなどもあるので参考にしやすいと感じました。
測って見る事で自分の足の形や特徴を客観視できるので楽しいですよ。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。