筆者はミニマリストですが物を選ぶ際には「消耗品は使いやすく手に入りやすい物」で、「嗜好品は直しながら長く使える物」を選ぶようにしています。
前者はスーツやスニーカーなどで、後者は革靴や腕時計やスーツケースが該当します。
今回はそんな嗜好品とカテゴライズしているスーツケース、リモワのクラシックフライト33Lのレビューをします。
今回の結論を先に書くと「リモワはデザインが普遍的で経年変化も楽しめるため長く使え、機内持ち込みであれば故障のリスクも減らせる」です。
ミニマリストがリモワの機内持ち込みサイズを愛用する理由
1.ミニマリストがスーツケースを選ぶ基準
筆者は常に荷物を少なくすることを考えていますが、それは旅行だと如実に顕れます。
最低限のパッキングで効率よく荷物を持ち運ぶにはどうするかが試されている感じがするからです。
それを前提にスーツケースの大きさはどれがいいのかを考えた結果、機内持ち込み可能なサイズで一番大きいものにしようと考えて33Lを選びました。
一般的にスーツケースの容量は1泊=10Lだと言われているので3泊4日程度を想定されているようですが、筆者はこのスーツケースとリュックがあれば(洗濯できる前提ですが)ずっと旅行できると感じています。
元々ポーターのタンカー2wayでも2泊3日程度は余裕なので、お土産等を考慮してかなり余裕があることになります。
実際に帰省するときは2週間近くなってもこのスーツケース1つで問題ありませんでした。
機内持ち込み可能だと預けたり受け取り待ちをしたりする時間が省けて身軽に行動できて快適です。
購入してから6年以上経ちますが、ターンテーブルを待つ時間が嫌いだったり、早くトイレに行きたいことが多いので本当に機内持ち込みサイズにしてよかったなと思っています。
また、機内持ち込みでない場合海外の航空会社では当たり前のように雑に扱われるのでキャスターが破損するケースが少なくないようです。
スーツケースをモノと見るとあくまでも消耗品ですし傷や凹みなどは仕方ないとは思いますが、見ず知らずの他人に雑に扱われるのは気持ちが良いものではないですよね…。
2.クラシックフライト33Lのレビュー
クラシックフライトの写真付きのレビューをしていきます。
現在はルイヴィトンを代表とするLVMHの傘下になりモデル名が変わっていますが、「CLASSIC」にあたるのがこのクラシックフライトです。
外装
外観は角ばった四角で四隅は光沢のあるパーツが使われています。テレスコープハンドルは2段階のみ調節可能です。鍵は小さくシンプルな造りになっています。
2箇所の持ち手は肉厚な革巻きのハンドルがついており、鋲(リベット)には飛行機のマークがあったり、内装にも飛行機の模様が入っているため同じシリーズのORIGINAL(旧トパーズ)に比べるとモダンな感じはなく、武骨なイメージです。
内装
内側は片方が荷物を抑える役割のバインダーでもう片方は紐をクロスさせて荷物を固定します。
これに関しては現行の「CLASSIC」は両側にバインダーが追加されていますので仕様が大きく異なります。
個人的には現行の垢抜けたものよりも武骨で洗練され切っていないクラシックフライトの方が「らしさ」があって好きですがこれに関しては使い勝手によって好みが分かれると思います。
3.リモワのクラシックフライトを選んだ理由
筆者がリモワのクラシックフライトを選んだ理由を書いていきます。
理由①:デザインの良さ
1つ目は完全な好みです。
シルバーのボディーに革巻きのハンドル、リベットや内装の飛行機のデザインに惚れてしまい、6年越しくらいで手に入れました。
値段を考えると安い買い物ではありませんし、ほぼ同価格のトパーズと比べた時に使いやすさの面で劣っているのも承知していましたが、それを上回る満足感です。
グローブトロッターやゼロハリバートンなどのメーカーもありましたが、値段やデザインや耐久性のバランスを考えて決定しました。
理由②:経年変化の良さ
単純に劣化していくのであれば消耗品扱いで安いスーツケースを購入して早いサイクルで買い替えるのですが、リモワのアルミトランクは経年変化がどれもかっこいいです。
ステッカーをべたべた貼って清潔感も統一感もないはずなのに記憶に焼き付くほど経年変化が良く、長く使いたいと思わせられます。
理由③:修理をしてもらえれば長く使える点
長く使う時に気になるのは修理面ですが、リモワは修理体制もしっかりしていますし、並行輸入でも受け付けてくれるようになったため、海外でお土産として購入しても安心です。
筆者は並行輸入で購入しましたが、シリアルナンバーを登録した日から5年間の保証が受けられるようになっていました。
https://www.sk-free-journal.com/entry/rimowaripair
修理について分かりやすく解説して下さっているブログを引用させていただきます。
修理ができると気兼ねなく使えますし愛着も増すので嬉しいかぎりです。
英国やクラシックなトランクがお好きな方はグローブトロッターがおすすめです。
4.今回の屍ポイント
今回はミニマリストが愛用するリモワのクラシックフライトについて書いてきました。
ポイントをまとめると
- 機内持ち込みのサイズは待ち時間や故障リスクを減らせる
- デザインと経年変化と修理の面でおすすめ
- モデルチェンジしたためデザイン変更あり
となります。
購入して6年以上経っていますが、未だに見る度にハッとさせられるデザインで気に入っています。
これまではステッカーを貼らずに楽しんできましたが、これからはステッカーを積極的に貼って経年変化を楽しんでいこうと思います。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。