腕時計の楽しみの一つとしてベルトの交換があります。
ミニマリストを自称する程なので時計の本数は少なくしたい。…でも同じ物を使い続けると飽きるというのも事実です。
そういった時にベルト交換をすると僅かな費用で気分転換ができておすすめです。
メタルブレスを革バンドに交換するのはメジャーかもしれませんが、今回はNATOタイプのバンドに交換したのでシェアさせていただきます。
お読みいただいた方がより時計を楽しむきっかけになれば嬉しいです。
チュードルのレンジャーにNATOバンドを付けたのでレビュー
1.NATOバンドの魅力
そもそもNATOバンドって何?というお話ですが、ざっくりご説明するとナイロン素材で作られたベルトです。
ミリタリーが由来なので頑丈であることと汚れても洗えるところが特徴です。
サイズ調整も容易で筆者のように手首が細い人でもOKですし、ブレスから替えると軽量化もできます。
価格も革に比べると安いので失敗しても痛くないのが良いです。
2.時計を選ぶ時の注意点
ベルト交換を前提として考えるため筆者が時計を選ぶ時はデザインや機能以外にも以下の事を念頭に置いて選んでいます。
- ブレスかラバーがデフォルトで付いている
- 革バンドが似合う
- NATOタイプベルトが似合う
- 接続部分が特殊な形状ではない
特に1と2と4は満たしていないと購入に踏み切れない事が多いです。
特にデザインがめちゃくちゃ良いのに市販のベルトとの互換性がないのは辛いですね。
少し前のIWCのインヂュニアは最たる例でデザインも機能も申し分ないですが購入には二の足を踏んでしまいます。
愛用しているレンジャーは上の条件を全て満たしています。
NATOタイプのベルトが出てきてサイズがピッタリだったので、愛用しているレンジャーの雰囲気を変えるためにつける事にしました。
あまりにドレッシーな時計や厚みがある時計には合わないかも知れませんが、レンジャーのような薄くてカジュアルな文字盤の時計には合うと思っています。
愛用しているチュードルのレンジャーの記事はこちら
3.NATOバンドをつけたレビュー
まずは取り付け後の写真からです。(腕毛が苦手な方はすみません…)
ミリタリーが由来となっているのでカジュアルな雰囲気のファッションに抜群に合います。
また黒文字盤に黒系のバンドはベタですが統一感が出るのでオススメです。
取り付け自体は全く難しくありませんがロレックス純正の太いバネ棒をそのまま使用しているのでバンドを通すのに少し苦労しました。
ブレス以外の時は普通の太さのバネ棒が良いかもしれません。
取り付け方はこちらのブログでわかりやすく紹介されていたので気になる方は是非ご参考にされてください。
NATOベルトの正しい付け方を解説!【画像もあるよ】 | Pyon's Tool Box
インスタグラムを拝見しているとロレックスのエクワンをNATOバンドにしていてカッコいいな…!と思っていたので似た雰囲気があるレンジャーも替えることができて満足しています。
白文字盤であればトリコロールカラーや紺一色も素敵だと思っていて、以前はエクスプローラーⅡ(16570)の白文字盤が欲しかったのを思い出しました。
ファッション上級者の方はスーツに合わせていて素敵だな…と思うのですが会社的にあまり良しとされないので休日が終われば革バンドに戻して衣替えしようと思います。
4.今回の屍ポイント
今回はNATOバンドをつけたインプレを書いてきました。
まとめると
- NATOは安価でカジュアルに合う
- 取り付けも簡単で洗えて衛生的
- サイズ調整も楽で軽量化できる
- フォーマルすぎない時計にはおすすめ
- 接続部分が特殊だと注意
となります。
ベルトを替えると費用をそこまでかけなくても新しい時計を買った時のような高揚感が得られます。
筆者も舞い上がってしまい用事もないのに時計をつけて散歩してしまいましたが、これこそがファッションの楽しみなのだと思います。
お手持ちの使っていない時計も蘇るかもしれないのでいいなと思われたら是非試してみてください。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。