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革靴好きなミニマリストがレザーソールをやめた理由

筆者は革靴が好きです。靴屋さんの革の匂いも好きで、ついつい長居してしまう事が多いです。

 過去には色んな靴を履いて、用途に合わせてソールも選んでいましたが、今ではレザーソールをやめてダイナイトソールに統一しています。

 

今回はそんな筆者がどういった経緯でレザーソールをやめたのか書いていきます。

革靴選びに迷っている方の参考になれば幸いです。 

 

結論を先に書くと「レザーソールは道具として追求したら不要だった」です。

 

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革靴好きなミニマリストがレザーソールをやめた理由

 

 

1.レザーソールのメリット

レザーソールの靴は「高級靴」の代名詞ともいえると思います。

筆者の親が革靴好きなこともあり、小さい時から「革底の靴はいい靴だ」と言われ続けてきたこともあって、レザーソール靴を買った時はウキウキしていました。

 

しかし、実際に履いたらメリットもある分デメリットも少なくないと感じました。

まずはメリットから書いていきます。

 

メリット①:デザインが良い

実際に最高級の靴メーカーを見てみるとレザーソールが多く、綺麗な靴のデザインを損なわないようになっています。薄く仕上げられるため洗練されたデザインに向いています。

また、カラス仕上げのようにソール自体が靴のポイントになっている場合もあり、見ているだけでウットリとしてしまう魅力があります。

 

メリット②:返りがよく馴染みやすい

特にグッドイヤーウェルトの靴を履き始めた時に感じるのは、レザーソールだと他に比べて馴染むのが早いです。

ラバーソールは硬く伸縮性がないため返りが悪く履きなれるまで苦労しますが、レザーソールは「しなり」があり何度か履くと馴染んでくる感覚がわかります。

 

また、余談ですがレザーソールの「コツコツ」という音がとても心地よく、街中でレザーソールで歩いている紳士を見かけたときは嬉しくなってしまいます。

 

メリット③:通気性が良い

レザーソールは革でできているので通気性があります。

もちろん全く蒸れないことはないですが、ラバーソールには通気性がないので長時間履いた時に効果が表れます。

 

筆者は足汗が多く、某靴メーカーのガラスレザー+ラバーソールの靴を一日履いて靴下がビチャビチャになったことがあります。

同じ時間履いていたレザーソール+スムースレザーの靴は蒸れが少なかったので小さい差ではありますが蒸れにくいのは確かだと思います。

 

筆者のように足汗が多い方はレザーソールのメリットが享受できると思います。

 

2.レザーソールのデメリット

対するデメリットも書いていきます。

 

デメリット①:水濡れに弱くケアが必要

レザーソールは購入時は表面はツルツルしていますが、履いているうちに砂利などで凸凹ができてきます。

ここから雨水などが浸水するので、雨の日やトイレなどでは注意が必要です。

普段からきちんとケアする方であれば苦にならないと思いますが、アッパーだけでなくソールも定期的にケアが必要になります。

きちんとケアをしないとカビが生える元になり靴を傷めてしまうので注意が必要です。

 

対策としては前側だけハーフラバーを貼ったりヒールにラバーを貼る事で浸水する面積が少なくなるので、神経質な方はラバーを貼るという選択肢がおすすめです。

デメリット②:滑る

レザーソールは滑ります。大理石のようにツルツルしている場所やトイレのタイル、駅の階段や道路の鉄板、カーペットなど危ない箇所は多いです。

 

流石に派手に転倒したことはありませんが、階段で滑って手すりを掴んでギリギリセーフだったことは何度かありました。

 

浸水対策と同じく前側だけハーフラバーを貼ったりヒールにラバーを貼る事で滑りづらくなります。

デメリット③:メンテナンスが高くつく

レザーソールは各ソールの中で一番高価なので、オールソールの際にお金がかかります。

また、レザーソールは削れやすいのでトゥをスチールやラバーで補修する必要があるなど細かなメンテナンスにもお金がかかるデメリットがあります。

 

きちんとメンテナンスをする余裕のある方に向いているソールだと感じました。

 

革靴関係の記事はこちら↓

 

www.shikabanemini.com

 

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3.総合的に道具として追求した結果

筆者は上記のメリットとデメリットを勘案した結果、レザーソールはやめる判断を下しました。

 

浸水と転倒防止のためにハーフラバーを貼った時にこれなら多少重くなってもラバーソールを買えばよかったと後悔したからです。

 

また、水に弱いレザーソールを意識するあまり雨やトイレで汚れているところを歩く時に気になってしまい「道具に使われている自分」になって本末転倒だと感じ始めました。

 

仮に自分が全く雨にも濡れず、汚いトイレにも行くことがない立場になれば話は別ですが、下っ端の庶民サラリーマンには気にする点が多すぎて「道具として追求した時にはラバーソールに軍配が上がる」という結論に至りました。

 

ラバーソールの中でもダイナイトソールであれば厚みが抑えられているため、ビジネスシーンであれば難なく合わせられます。

 一点注意が必要なのは、ダイナイトソールはラバーですが突起が細かくないため濡れた床や油の引いてある床などでは滑る事があります。

 

レザーソールのように転倒する事はありませんが、雨の日は少し用心が必要です。

 

本当に転倒や滑りを防止するのであればリッジウェイソールがおすすめです。

 

4.今回の屍ポイント

レザーソールのメリットとデメリットから筆者がレザーソールをやめた理由を書いてきましたが、まとめると

 

メリット

  • デザインが良い
  • 返りが良く馴染みやすい
  • 通気性がよい

デメリット

  • 水濡れに弱い
  • 滑る
  • メンテナンスが高くつく

となります。

 

筆者は現在持っている革靴は全てダイナイトソールですが、出かける前に天候を気にしなくてもよいのはとても良いです。

あくまで「実用的な道具」として割り切って考えたためレザーソールをやめるという結論になりましたが、何足も買う余裕があり、晴れの日用として用意するのであればレザーソールの靴をお勧めしたいです。

 

 

趣味として捉えた場合は効率化とは対照的になると思うので、ファッションとして捉えるのであればメンテナンスも含めて楽しみになると思います。

 

誰かの何かのお役に立てれば幸いです。