筆者のブログでよく読まれているのはジャランスリワヤ関連の記事です。
個人的には愛用するメーカーですが、欠点がないのかというとそんな事はありません。
今回は通常のショップや雑誌では明かされないジャランスリワヤの欠点について書いていきます。
購入に踏み切るか迷っている方の参考になれば幸いです。
結論を先に書くと「決して安くはなく修理費用が割高、上のランクが欲しくなる可能性が高い。でもトータルで考えると良い靴」です。
ジャランスリワヤの欠点は?【購入前に必見です】
1.ジャランスリワヤの欠点を考えた
ジャランスリワヤは3万円台で購入できる本格的な革靴メーカーで人気があります。
有名なセレクトショップの別注も多く、種類やラスト(木型)も豊富であるため様々なスタイルにマッチするのが特徴です。
雑誌だと上質な革と本格的な造りでコスパが良いと称されますが実際のところ欠点はあるのでしょうか。
ここからは筆者が考える欠点を書いていきます。
欠点①:決して安くない
コスパが良いと書かれますがコスト自体が低いわけではないと感じます。
2023年現在で3万5000円〜というラインナップなので、本格的な革靴に手を出した事がない方からすると安いとは言い切れないのではないでしょうか。
筆者は10万円以上の革靴を購入していた時期があるので10万円台の靴に比べると質が悪くないのでコスパは悪くないという印象です。
購入時のコストや耐久性だけを考えると国産メーカーに軍配が上がると思っています。
欠点②:修理費用が本体に対して割高
靴は買ったら終わりではありません。
何年も履けるというのが売りですがそれには当然のように定期的な修理がつきまといます。
爪先や踵が削れた際にラバーで補強したり、すり減った踵のパーツを丸ごと交換する事が考えられます。
百貨店やミスターミニットのような街の修理屋さんで修理は可能ですが材料費や手間賃を考えると数千円は簡単に掛かります。
安価な使い捨ての靴を購入していた方にとっては修理費用だけで靴が一足買えてしまう…という事態になります。
腕時計にも同じ事がいえますが、本体価格が抑えめなものに対して本体価格を超える修理費用を払うというのは少し納得し難い部分があります。
欠点③:上のグレードの靴が欲しくなる
ジャランスリワヤの特徴としてアッパーにデュプイ社のカーフを使用していることが挙げられます。
磨くと綺麗な艶が出て高級感を感じられますが、価格帯が上の靴を比べると見劣りするのは否めません。
目が肥えてしまったがために現状では満足できずにどんどん革靴が欲しくなってしまう可能性はあります。
2.ジャランスリワヤは欠点を上回る魅力がある
ここまでは欠点を書いてきましたが、結局ジャランスリワヤは良い靴なのか?という面で考えると「程よく高級感があり、頑丈で道具感もある良い靴」だと思っています。
仕事に履いていく時に革靴が綺麗だとテンションが上がりますし、靴を磨くと唯一無二の道具として愛着も湧くこと間違いなしです。
サイズ感やレビューを書いた記事もあるので是非お読みいただけると嬉しいです。
スーツに合わせる前提の内容になっていますが、ローファーやプレーントゥであればオンオフで上手く履き回すことも可能です。
ジーンズやスラックスなど守備範囲が広く、オンオフ兼用と考えるとさらにコストパフォーマンスが上がりますね。
3.今回の屍ポイント
今回はジャランスリワヤの欠点について書いてきました。
まとめると以下のようになります。
今回は敢えて欠点を挙げて書きましたが、良い靴であるという評価に変わりはなくいつまでも存続してほしいと思うメーカーです。
原材料の高騰などで今後も値上がりしてしまう可能性はありますが、これからも応援し続ける所存です。
誰かの何かのお役に立てれば幸いです。