巷で話題になっている黒スキニー。
筆者もファッションが好きで色んな雑誌や本を読みます。
お洒落を論理的に解説してくださるMBさんの本も読んだ事があり、わかりやすくて良本だと思いました。
ただ、個人的には黒スキニーは汎用性が高いとは思えずもっと他にあるのでは?と思っています。
今回は黒スキニーより汎用性が高いボトムスはなんだろうという考察です。
結論を先に書くと「汎用性の高さで選ぶならスリムな濃紺のジーンズがおすすめ」です。
ミニマリストが黒スキニーを選ばない理由とおすすめのボトムスを提案します
1.黒スキニーという前提から考えてみる
そもそも、なぜMBさんが黒スキニーをお勧めしているかというと
- 細く黒いためドレス要素がある(日本人は幼く見えがちなのでバランスが良くなる)
- 靴と統一することで脚長効果がある
という利点があるからです。
確かにMBさんのコーディネートを見るとかっこいいですし雰囲気にもマッチしていると感じます。
2.黒スキニーのデメリットから選ばない理由を考える
では逆にスキニーのデメリットとは何でしょうか。
デメリット①:足が太い人は穿けない
1つ目に思うのは、「スキニー」だと体型的な問題から穿けない人も多いという点です。
高校の頃運動部だった筆者はウエストがガバガバでも細いボトムスは穿けなかったです。
元からシュッとした体型であれば話は別ですが、ストレッチ素材が台頭しているとはいってもスキニーは万人にはウケないのではないかと考えます。
デメリット②:初夏〜夏は見た目から暑い
亜熱帯と化している日本の初夏〜真夏に黒スキニーは本人だけでなく周りも暑く感じると思います。
1本しかボトムスの選択肢がないという前提であれば、黒スキニーではなく別のボトムスを選びたいところです。
デメリット③:埃が目立つ
そして3つ目の理由は黒は埃が目立つ。秋冬は特に乾燥して静電気で埃が付きます。
その都度コロコロの粘着シートで取るのも手間です。
ファッションには何よりも清潔感が大事だと思うので、そういった意味で考えると黒スキニーよりも良いボトムスがあるんじゃないかと考えます。
3.スリムな濃紺ジーンズという選択肢
筆者が一本だけのボトムスで通年過ごすなら「スリムな濃紺のジーンズ」を推します。
ここでいう「スリム」はストレートより少し細い程度のシルエットです。
ユニクロでいう「スリムフィット」やAPCの「プチニュースタンダード」のシルエットと言い換えた方がわかりやすいでしょうか。
腿から足首にかけて少しずつ細くなっているシルエットのものであればスタイル良く見えますし、穿いていても窮屈に感じません。
スキニーほどではないにせよスリムなシルエットで濃紺であればドレス要素は十分かと思います。
ただ、注意したいのは派手なステッチが無いものを選ぶということです。ステッチの色が派手な色だったりバックポケットが派手だとカジュアル感が出てしまいますからね。
季節感においても濃紺であれば夏でも許容範囲内だと思います。
脚長効果に関しては黒スキニーよりは効果は薄まりますが、濃紺であれば茶色系の靴との相性が良くなるというメリットがあります。
カジュアルなシーンでは茶系の革靴を合わせる方が多いと思うので難なくハマると思います。
そんな理由から黒スキニーよりも濃紺のスリムなジーンズをおすすめしたいです。
黒スキニーに抵抗がある方、穿いたけどしっくり来なかった方は是非お試しください。
ジーンズからスラックスへトライアル中の記事はこちら
4.今回の屍ポイント
今回はミニマリストが黒スキニーを選ばない理由とおすすめのボトムスについて書いてきました。
まとめると
- 脚が細くないとスキニーは穿けない
- 黒は夏に適さない
- 濃紺なら比較的オールシーズン活躍できる
- 茶系の革靴との相性抜群
となります。
筆者は黒の革靴を好んで履きますが、黒とも相性が良いと思います。
ガシガシ履けて色落ちの経年変化も楽しめる濃紺ジーンズは本当におすすめです。
誰かの何かのお役立てれば幸いです。